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[1] 普通課程・教養課程1年 職業理解ガイダンスを開催 [2018年03月07日 16時06分25秒]

   3月7日の5〜6限目に,普通課程と教養課程の1年生を対象にした職業理解ガイダンスを開催しました。
  このガイダンスは,「様々な職業について広く知り,さらに興味・関心のある職業分野の話を聞いて理解を深め,具体的に今後の進路について考える」ことを目的としています。
  5限目は,「どのような仕事があるのか」「どのような資格が必要なのか」というのを,カードゲームを通じて学ぶグループワークを行いました。
  両学級,各グループも協力し合い,意見を出し合いながら,職業の説明・特徴が書かれている枠に職業名の入ったカードを当てはめていました。
 6限目は,事前に調査した希望をもとに割り振った職業分野に分かれて,各上級学校の先生方に講話や体験講座を開いていただきました。


[2] 「当たり前」のことに感謝の気持ちをもって〜科朝礼(普通課程) [2018年02月26日 11時29分30秒]

  2月26日(月)朝,科朝礼を行いました。先週まで自宅学習だった3年生が来る3月1日(木)に卒業式を迎え,準備と締めくくりのために本日から登校しています。そのため,本日が3学年4学級が揃う最後の科朝礼となりました。

 今月は江口教諭(1年副担任/音楽/吹奏楽部)のお話です。生徒に問いかけられました。
 「ありがとう」の反意語は何だと思う? 分かる人は?
文字で表すと「有り難い」。だから,反意語は「あたりまえ」「当然」
 私たちは常日頃,(朝になると)目を覚ます,(学校まで)歩いてくるが,こうした動作・現象はは決して当たり前ではないのです。この世に生を受けること自体,偶然のことです。しかし,生きている人(生命体)は必ず死ぬことは当たり前のことです。こうした偶然の重なり,生きているうちに起こるすべてのことは偶然の出来事。有り難いことです。

 続いて,4つの強化部(野球・サッカー・駅伝・吹奏楽)の1・2年生8名が,3年生と過ごした日々のエピソードをそれぞれ語ってくれました。とりわけ2年生は思い入れが深く,そのパフォーマンスがその場を笑いの渦に巻き込むなど,和やかな雰囲気に包まれました。
 最後に,3年生が代表で「出水中央高校は普通課程が牽引(けんいん)している。今後をみんなに託す」と励ましの言葉を贈りました。
 3年生を見送ると,翌週から2年生は関東方面に修学旅行に出かけ,1年生は職業理解ガイダンスを受講する計画です。巡り合わせに感謝して日々を送りましょう。


[3] 合同LHR(終業式あと)〜普通課程 [2017年12月22日 14時06分52秒]

  12月は科朝礼に代わり,終業式(12月22日(金))のあと,3学年合同のロングホームを行いました。

 はじめに,久木田教諭(3年1組副担任/英語/進路)の講話です。幼い頃,地元のお祭り連に出演しました。30分も踊った頃,足が痛くてたまらず,一緒に踊っていた友だちに愚痴をこぼしたところ,「私も痛いけど,踊りだもん,楽しまなくちゃ」と言われたといいます。踊る目的があれば,身体の痛みでなく楽しもう。翻って授業中は臨む姿勢が同様に求められます。
 生徒から「先生っていつも笑顔ですね」と言われる教諭は,授業にさまざまな工夫をされています。近くの教室にも活気ある声が届きます。ペアワークと称して,生徒二人組で英単語を覚える作業は,授業という選択肢のなか,楽しい時間を過ごすといいます。
 限られた時間,自分の時間をいかに有効に過ごすか,切り替える工夫が大切 です。

 続いて,科主任・北山教諭(2年担任/国語/ソフトボール部)です。終業式の校長式辞,生徒指導部講話,前出の科朝礼を受けて,1年間を振り返ります。
 学齢や年齢に応じて,個人差もあろうが,実にさまざまです。
 高校時代,漢文の授業で習った『書経』〜「習い性(しょう)と成る」〜が印象に残っているといいます。「習い」は習慣,「性」は生まれながらの性質です。ある行いが習慣になると,それは生来の性格と同様になる。習慣は第二の天性となるということです。もともとは習慣が性質といっしょに出来上がる,つまり悪い(または良い)習慣が身につくのと同じに性質も悪く(または良く)なってしまうという意味です。
 ちょっとしたことでも,「まあいいか」と思っているといつの間にかそれが性質になってしまうことがあります。そうなってしまうと直すのは大変。悪い習慣は遠ざけ,良い習慣は意識的に行うという「ちょっとした」ことを日常続けることの大切さを示す語です。
 北山教諭は家庭でも活用している3か月カレンダーを手に,先を見据えて一日一日を大切に送ろう,「皆さんよい年を」と締めくくられました。


[4] 職業理解ガイダンスを開催(普通・教養2年) [2017年12月14日 12時33分18秒]

  普通課程と教養課程では進路指導の一環として,年間2回(6月・12月),進路支援事業者と提携し,外部講師をお招きして進路ガイダンスを実施しています。二学期も余すところ1週間となった12月13日(水)午後の2時間を活用して,職業理解ガイダンスを開催しました。例年,1・2年生を対象としておりますが,進路学習進捗の違いから,今回は2年生のみを対象としました。
 今回の進路支援事業者はライセンスアカデミーです。ガイダンスは「興味・関心のある職業分野の話しを講師より聞き,理解を深め,具体的に今後の進路について考える」ことを目的としています。
 なお,1年生は翌年3月に実施の計画です。


[5] 合同LHR(進路発表)〜普通課程 [2017年12月08日 17時43分34秒]

  期末考査を月曜日に終えたばかり,その結果に一喜一憂しつつも,誤りを繰り返さないように反省・訂正をする生徒たち。12月6日(水)・8日(金)午後,普通課程では3学年合同のロングホームルームを開催しました。ここでは,進路内定した3年生が1・2年生に対して,進路決定の足取り・体験談を話すことで,日々の学習と進路意識向上を目的として例年この時期に実施しています。
 初日は3年1組7名の発表です。(発表順)
  1. 就職(製造・鹿児島)野球部…対策が後手に回り,失敗した先輩や知人を見てきたので,部活動を終えてから計画的に取り組んだ。
  2. 就職(販売・熊本)吹奏楽部…夢実現に向けて,今のうちから時間をかけて進路を決めよう。
  3. 就職(製造・鹿児島)野球部…進学希望から一転,選考試験1週間前に就職に変更した。先生方との信頼を築く関係づくりが大切だ。
  4. 短期大学(幼児教育・鹿児島)吹奏楽部…知人の保育士さんに相談し,専門的な知識を培うことのできる校種に変更した。
  5. 大学(経済・東京)野球部…将来,起業・経営を念頭に置いていたので,経済に的を絞った。キャリア教育で,実務的スキルを磨くプログラムがあるので決めた。高校卒業までに学力の底上げを図りたい。
  6. 短期大学(音楽・大分)吹奏楽部…経済的な負担を抑えられる国公立の音大進学を目指した。
  7. 大学(経済・熊本)サッカー部…準備不足は否めなかったが,地域中核人材育成プログラムに惹かれた。
 発表に続く質疑タイムでは,
Q1:「多くの選択肢のなかから,受験先を決めた決め手は?」〜A1:「地元に貢献したい。(両親も勤務している)事業所は小さい頃から憧れていた」/「日本で一番多くの社長を輩出している大学だから」/「幼い頃からもの作りが好き。世界に冠たる製品を手がけ,お客様に貢献している点が魅力」/「働きながら国家資格が取得できる研修制度があるから」
Q2:「面接指導に取り組む過程と実際とのギャップは?」〜A2:「言葉づかい,なかでも敬語に苦労した。部活動中心のため「自分は…」を「私は…」に改められない。意識しているのに,口をついて出てくる」
Q3:「選考前夜の食事は?」〜A3:「母の手作りステーキ」/「寮のオムライス」/「築地で海鮮丼」/「夕食も摂らず,寝た」
Q4:「内定や合格通知を受けたあと,張り合いがなくなったのでは?」〜A4:「入学してから必須のピアノ練習」/「面接官から学習不足を指摘された。今まで以上に,基礎から精を出さないと」

 二日目は3年2組8名の発表です。(発表順)

  1. 専修学校(看護・鹿児島)吹奏楽部…島しょ実習・医療に導かれ受験を決めた。集団面接やグループディスカッションで学力・語彙力の底が露わになった。
  2. 就職(法人・熊本)野球部…「卒業後は就職」と高校入学時点で決めていたが,具体的な方向が定まっていなかった。思っていることを相手に伝えられないもどかしさを解消する術は読書だった。おかげで本番では不安材料がなかった。
  3. 専修学校(ブライダル・福岡)吹奏楽部…3年生になってから進路を決めた。AO入試出願が迫っており,先生方に迷惑をおかけした。合格しても目標があるので,やるべきことはいくらでもある。
  4. 短期大学(ファッション・福岡)吹奏楽部…オープンキャンパスに参加し,自分の目で確かめた。選択肢を広げられるかは1・2年次の学習と過ごし方だ。
  5. 大学(経営・鹿児島)サッカー部…進路選択に迷ったが,自分の意志で決めた。将来,会社経営を目指しており,インターンシップで実務能力育成プログラムが進路決定の決め手になった。普段の生活が大事だと思う。
  6. 就職(バスガイド・東京)吹奏楽部…自分の特性(声・歌)を活かせる職場を目指し,夏休みに職場見学して決めた。選考試験は学力と適性〜3分間スピーチ,朗読,歌唱〜はクラスの応援を受けて対策した。
  7. 専修学校(動物・福岡)…中学校の頃から警察犬訓練所に出向き,高校では1年次から機会あるごとにオープンキャンパスに参加した。就職でも進学でも対応できるよう準備していたので揺るがなかった。
  8. 大学(社会環境・福岡)野球部…進路学習(進路ストーリー/反省点/今すべきこと)をボードを使って説明した。
 締めくくりに,「受かっても浮かれるな。高校卒業後の出口は確保できる。だが,その後は厳しい。10年後を見据えて,負けない人間性・準備ができるかは自分次第だ」。
12月8日(金)現在の進路状況は,進学49(大学10・短期大学5・専修学校34),就職(一般事業所18・公務員0),未決定11 です。


[6] 感性を磨こう。俳句に挑戦〜科朝礼(普通課程) [2017年11月17日 15時36分25秒]

  今月の科朝礼は,橋教諭(1年担任/国語/バドミントン部)が担当されました。ツルの飛来とともに日増しに冷え込む季節となった11月17日(金),平素の科朝礼と一風変わった趣向で開かれた生徒・職員参加型です。
 担当教科・国語の授業で扱う俳句。昨今,テレビ番組で人気再燃のため,会場は俄(にわか)句会となりました。
   「朝早く つねに聞こえる 鶴の声」
   「春風に 君の笑顔 思い出す」
   「胃カメラじゃ 決して見えない 腹黒さ」
   「三年生 入試に向けて 青信号」   (※以上4句,詠み人(生徒)知らず)
ほかが紹介されました。聞き手の受け取り方もさまざまです。笑いに包まれる場面もありました。五七五に込められた背景をさぐるひとときでした。
 人は一生の間に出会う人は限られています。読書は出会わない人の考えを知り,それが自分の知識・想像力・生きる糧となり,成長を促す財産につながります。


[7] 個性を磨き,個性を活かせ〜普通課程(科朝礼) [2017年10月20日 09時37分53秒]

 
 今月の担当は荒木教諭(2年副担任/保健体育/野球部)です。先月の科朝礼で紹介された「友情と個性」を引き継ぐ形で「個性」に言及されました。
 自分の個性を主張する余り,その場にそぐわない,相手に不快感を与える言動を個性とは言いません。周りが認めてこそ個性です。
 例えば,独りでボールを持ち,パスを回さない/速球にこだわるだけでストライクが入らない/独自の演奏,突拍子もない音を出してを続けハーモニーを乱すなど,競技中の勝手なプレーが不協和音がもたらす問題行動〜部活動所属が多い普通課程では容易に推測できます。
 「凡事徹底」「小事が大事」「一途一心」の標語は,普通課程で皆に浸透しているフレーズです。日々の活動や進路を意識して,個性を磨き,個性を活かそう。


[8] 高速道路建設工事の現場見学会(普通課程2年) [2017年10月14日 15時31分43秒]

  普通課程2年生は,10月11日(水)午後,テイクオフ(総合的な学習の時間)を利用して,南九州西回り自動車道の一部区間(出水地区)の道路土木工事の現場(出水北IC(仮称)付近)を見学しました。
 参加の目的は,「社会的視野を広め,今後の進路などを具体的に考えさせる進路指導の一環として,身近な工事現場の見学を通じて最近の建設技術の状況などについて触れる。また,そこに学問的領域との関わりが深いことを実体験をもって学ぶ」です。
 この見学会は建設工事を請け負う,こうかき建設株式会社・朝日開発コンサルタンツ株式会社の企画に参加申込したものです。この工事では,発注者である国土交通省のもと,
  1. ドローンを使用した上空からの写真測量による設計図面を,
  2. パソコンでデータ化して重機機械(ここではバックホウ)に入力する,
「土木工事におけるICT(i-Construction)」を目の当たりにすることができました。
 これまで男性中心と思われてきた土木建設業界が,昨今は女性の活躍がめざましいといいます。なお,出水IC〜水俣IC(仮称)の開通・供用時期は未定です。
(注 http://www.ne.jp/asahi/expressway/dataroom/b_minami-kyushu_expwy.htm#H28.02.27-minami-kyushu-ashikita-izumi から引用)


[9] 「自分と向き合え」〜科朝礼(普通課程) [2017年09月22日 10時35分30秒]

 
 秋分の日を翌日に迎える9月22日(金),二学期最初の科朝礼を開きました。
 本日の担当は下原教諭(3年2組担任/数学/サッカー部)です。大学生活を岡山と鹿児島で過ごし,卒業後,ブラジルに渡りました。

 サッカー研修のなか,日本と海外の生活様式や習慣の違い〜トイレ後の処理やバスの運行など〜解っていても戸惑いを覚えたといいます。
 そんなブラジルで人々の生活に根付いているのは「AMIGO(アミーゴ)」精神,いわゆる「友だち」精神です。ある日,サッカー観戦に向かう途中,行きつけのカフェに立ち寄ったときです。店員がタクシーを呼び止め,運転手に「この日本人は俺の大切な友だちだから,わざと遠回りして法外な料金をとるなよ」と言ってくれたそうです。日本では考えられない「友だち」精神に嬉しさ溢れる1年間だったといいます。
 歴史的にブラジルはいろいろな血が混じっています。だから,いろいろな文化を受け入れる素地があります。その中で自分をいかにアピールするか。スラム街にはプロサッカー選手を目指す子どもたちで溢れています。パスを出さず,自分でゴールを決める。ここぞとばかりに自分をアピールして目をつけてもらう。

 教諭は普段から「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」を引用すると言います。「自分を見つめ,外と競う」ポジティブに考え,明るい未来のための一歩を踏み出す。こうした行動は,自分の長所・短所を知り,向き合い,周りを尊重し,関係性を高め,世の中に役立つ人間になろうという生き方に結びつくと思われます。この時期こそ絶好の機会です。


[10] 就職試験に向けて模擬面接に臨む(普通課程3年) [2017年08月23日 16時02分14秒]

 
 就職希望者(公務員希望者を除く)を対象に,8月22日(火)・23日(水)の両日,模擬面接を実施しました。面接官は,校長・教頭・教務部長の各先生方と進路指導部職員が務めました。
 生徒たちは緊張しながらも,面接官の質問に懸命に答えていました。模擬面接終了後は,各面接官から今回の面接で改善すべき点のアドバイスを受け,評価表をもらい自分の面接時の良かった点,改善すべき点の振り返りをしました。まだまだ練習不足の生徒も多く,今後も多くの教員に協力を依頼し,面接の練習を行っていきます。
 いよいよ就職試験の時期が近づいてきました。9月5日から,各事業所で応募書類の受付が開始され。9月16日以降に採用選考が行われます。採用選考日まで,面接の練習や一般常識の勉強などを一生懸命に取り組んでもらいたいです。
入退室
(参考) 7月14日(金)午後,面接・マナー講座を開講


[11] 「マイブーム」を活かす〜科朝礼(普通課程) [2017年06月23日 09時08分52秒]

  6月23日(金)の科朝礼講話は,井講師(1年副担任/数学・情報/国際交流部)です。「皆さんが今,ハマっているものは何ですか?」の問いかけられました。その後,「ブームを活かそう」というテーマのもと,ご自身の経験を踏まえたお話をされました。
 絵画鑑賞や絵を描くことに熱中していたことや,その絵に憧れて各国を巡ったお話など,ユーモアを交えたお話に,生徒は聞き入っていました。
 最後に,いま熱中していることは,自分を育て,必ずや将来的に自分の財産になると強調されました。誰のためでもなく,自分のために今力を注いでいるものを大切にして,日々過ごしてほしいです。


[12] 進路ガイダンスを実施(普通課程・教養課程) [2017年06月15日 16時47分41秒]

  ガイダンスは,事前アンケートにもとづき,各自の希望に応じて,3タイプに分けました。
 進  学 (2・3年生対象)…各上級学校の内容,学費,就職先などの情報収集…体育館で28ブース
 自衛官 (2・3年生対象)…陸上・海上・航空ごと職種別の職務内容・求人状況,入試対策…会議室でDVD上映併用
 就  職 (3年生対象)…社会人・就職のイメージ,企業が求める人材,求人票の見方…LL教室でプレゼンテーション

 対象クラスはおよそ8割の生徒が強化指定部に所属しています。総合的な学習の時間など特別授業で進路学習に取り組んでいますが,充分ではありません。このほか,上級学校のオープンキャンパスや体験入学参加が容易でないのに加え,その多くが寮生活のため,進路問題を真剣に考えたり,家族と相談する時間が少ないのが現状です。そのため,校内ガイダンスを活用しています。 
 2年生は職業や学問についての見聞を深めるという視点で,3年生は自己の進路希望の確認という意味で,どの生徒も最後まで真剣に話を聴いていました。 詳細をご覧ください。


[13] 「規則正しい生活習慣が生み出す実績」〜科朝礼(普通課程) [2017年05月26日 16時46分37秒]

  5月26日(金)の科朝礼は,玉目教諭(3年2組副担任/保健体育/駅伝部)のお話です。生徒の多くが強化部に所属する生徒にとって,タイム・得点・採点種目は目に見える身近なデータです。ところが,教諭は,数字・見た目で判断できない“不透明”な要因を話題に挙げました。
 箱根駅伝三連覇を成し遂げた青山学院大学陸上競技部の原晋監督は競技経験がありません。監督の著書『を育て組織を鍛え成功を呼び込む勝利への哲学』を引き合いに,目に見えない大事な要素
 (1) いい練習はいい生活から〜規則正しい生活習慣
 (2) 自分の甘え(気分・妥協)に流されない
 (3) 自分に気づく,周りの変化に気づく
ことが肝要であるといいます。
 普通課程の本年度スローガンは「一途一心(ひたむきに一つの事に命を懸ける)」。昨年・一昨年は「凡事徹底(当然のことを真似できないほど懸命にやる)」を掲げて全員で実現に向けて取り組みました。素敵な挨拶・服装容儀も一朝一夕には成り立ちません。自分に負けない,一つひとつの取り組みがキーポイントですね。


[14] 春の一日遠足〜普通課程1年 [2017年04月26日 09時15分07秒]

  普通課程1年生は,4月25日(火),鹿児島市の平川動物公園へ一日遠足に出かけました。本校では,例年1年生を対象に,(1)学級の親睦を図る,(2)地域の自然環境に接したり歴史や産業を学ぶ,(3)集団生活で「協調」・「規律」・「勤労」の校訓の精神を養う,を目的に一日遠足を実施しています。

 平日とあって来園者は少なめで,心地よい春風が私たちを誘ってくれるようでした。
 ゲートをくぐり入園すると,サイ・ダチョウ・フラミンゴ・シマウマなどアフリカの草原ゾーンが出迎えてくれました。ほかのゾーンでも動物たちは毛づやがよく,多くは地面に寝そべり,お昼寝の最中でしたが,草を食み,悠然と動き,愛らしい仕草を見せる動物もいました。
 生徒たちは,普段なかなか見ることのできない動物たちと間近に接する新鮮な経験をしたようです。知り合ってまだ数週間の級友と散策し,お弁当を食べ,遊具で遊ぶなど,仲を深めることができ,15時頃無事学校へ帰着しました。
 これから,日常生活をはじめ,文化祭などさまざまな学校行事をこの春に出会った仲間と作り上げていきます。心地よい春風のもと満喫した一日遠足で深めた仲を大切にし,充実した高校生活にしてほしいと思います。


[15] 科朝礼(対面式)と合同ロングホームルーム〜普通課程 [2017年04月15日 15時29分28秒]

 
 入学式(4月7日(金))から1週間,新入生の高校生活がスタートしました。
 普通課程では4月14日(金),新入生を迎えて本年度1回目の科朝礼を行いました。はじめに対面式です。1年生(写真:左下)の学級委員長が学級の紹介と意気込みを力強く述べ,これに応えて2年生(写真:右下),3年1組・2組の順に歓迎の言葉を贈りました。
 つづいて職員紹介(写真:右)です。3年生が一人ずつ担当し,普通課程職員の担当科目・校務分掌・部活動と人柄をユーモアを交えて紹介すると,驚きの声や笑いが起こり,和やかな雰囲気に包まれました。

 午後の合同ロングホームルームでは,4教諭による講話です。

  • 礼法指導」〜挨拶は「語先後礼」〜言葉が先,お辞儀が後というが基本の「礼」。そして,ひたむきに事に当たる「一途一心」です。
  • 生活指導」〜授業態度・身なり・心を込めた挨拶〜人のために世のために意識した「利他の心」をもってほしい。
  • 部活動生の心得」〜普通課程生の9割が強化指定部を中心とする部活動に所属しています〜学園奨学生は自覚をもって他の模範となるよう,部活動と勉強を両立して,部活動生が学校を牽引してほしい。
  • 進路指導」〜将来設計のため計画的な学習,仕事理解と情報収集,家族との語らいを強調され,「己」を知る(自己理解)のためのさまざまな手立てを紹介されました。卒業後(進学しても)いずれ就職する。欠かせない「コミュニケーション能力状況判断力自己表現力」だと。


[16] 3学期クラスマッチ結果 [2017年03月24日 12時50分55秒]

  年度末3月23日(木),今年度2回目となるクラスマッチが開催されました。早朝からの雨が止まず,サッカーがバレーボールに変更されましたが,1・2年生のみの対戦に大いに湧きました。
 結果は以下のとおりです。
種   目成 績学   級
バスケットボール男子の部 優勝基礎2年2組
  〃   準優勝特進1年2組
女子の部 優勝基礎2年2組 ※男女アベック優勝
  〃   準優勝基礎2年1組A
バレーボール男子の部 優勝普通2年1組A
女子の部 優勝基礎2年2組A
  〃   準優勝基礎2年1組A
ドッヂボール(女子のみ)優勝基礎2年1組 ※基礎2年1・2組とも好成績ラッシュ
ジェンガ(男女混成)優勝普通1年B
準優勝普通2年2組C
3位普通2年2組F ※普通課程が独占!


[17] 職員研修〜内田クレペリン検査の解析(普通課程) [2017年03月13日 20時03分24秒]

  普通課程では例年1月末から2月初旬の時期を選び,1年生を対象に内田クレペリン検査を実施しています。同検査は,練習ののち,前期15分間,休憩5分間,後期15分間です。その計算数から成る波形と誤答・修正とその傾向から,生徒の持つ能力や性格・行動の特徴・総合傾向が把握する目的で実施されます。検査が容易で,結果が的確に要点をとらえているため,小・中学校や高等学校で活用されています。また,就職や公務員の採用試験に利用されるほか,オリンピック競技では選手起用に活かすチームがあるといいます。
 3月13日(月)15時30分から2時間,同検査の結果解説をもとに,教育応用心理研究所(鹿児島市上之園町)教育相談室の森山武志室長を講師にお招きして,職員研修を開催しました。
 標準的な波形は,「前期U字型・後期右下がり」とされています。学級担任らを前に,森山室長は検査結果と書き込み注釈から踏み込んだ解析を,個々になされました。その解説は,日常の行動観察だけでは把握しにくい生徒の潜在的・基底的な特徴を指摘され,平素から生徒に接している学級担任も身を乗り出して聞き入っていました。


[18] 「今を信じよう! 将来どこかでつながる」〜科朝礼(普通課程) [2017年02月16日 15時12分40秒]

  2月の科朝礼を16日(木),自宅学習期間の3年生を除く1・2年生対象に行いました。お話は江口教諭(1年副担任/音楽/吹奏楽)です。教諭が提示した写真の2人は若き日のビル・ゲイツ(左)とスティーブ・ジョブズ(右)。現在のコンピュータ業界の発展を担った,Windowsなどマイクロソフト社の創業者,MacやiPhoneなどアップル社の創業者です。
 同年の2人は,ライバルであり,密接な協力関係を持った友人だったといいます。教諭がPCに興味を持ちだしたのは20余年も前のこと。2人が,ものを手に取り,見て真似る,自分に重ねて技術を発展させた点を注視した頃だそうです。ディスプレイ上に特有の糸引き文字列が並び,キーボード操作してコマンドを実行する当時,GUI(アイコンをマウスでクリックする)を創造したスティーブ・ジョブズ。かつて米国スタンフォード大学の卒業式でスティーブ・ジョブズの行った演説を一部紹介されました。
 “先を読んでをつなぐことはできません。あとから振り返って初めてできるわけです。したがって,あなたたちはが将来どこかでつながると信じなければなりません。自分の勇気,運命,人生,何でもいいから信じてください。がやがてつながると信じることで,たとえそれが皆の通る道からはずれても,自分の心にしたがう自信が生まれます。これが大きな違いをもたらしてくれるのです。”
 彼の言う“”とは「今の時点」という意味です。先を読むことはできないが,今を信じて行動することはでき,その点は一つずつ,やがてつながっ」ていくものです。今やっていること,今は意味がなくても,自分自身がこれから歩んでいく歴史が,それをつなげてくれるでしょう。
 「一番大切なことは,〜今を信じること=今を信じ,懸命にことにあたる〜やがてすべてはつながっていく」そう考えただけでもワクワクしてきますね。 


[19] 「契約は口約束でも成立!」〜高校生のための消費者教育講座 [2017年02月03日 17時24分12秒]

 
 2月3日(金)は,2月から宅習期間に入った普通課程・教養課程および医療福祉科3年生(のべ90名)の出校日です。各教室でホームルームを終え,視聴覚室に会場を移して,標記の講座を開催しました。講師は,前田さん(出水市生活環境係),田島さん(同消費生活センター相談係)です。

 今春,進学や就職で社会に出る生徒を待ち構えるのは情報社会です。その中の情報システム,安全・安心の技術と心構え,そして合意形成…多機能携帯電話スマートフォンを利用したアプリをインストールする契約,何気なくタップして同意するおそれがあります。権限詳細をチェックしよう! 位置情報やアドレス情報を共有する(抜き取る)ものも…,ニュース等でよく耳にする「ワンクリック詐欺」なども減少どころか,多数発生しています。張り付き画面は消せても,流れた情報は回収不能です。このほか,
  • SNS…友だちのみ公開? 投稿画像など目で見る情報は拡散されると誰でも閲覧可能
  • インターネット通販…クーリングオフできない返品特約は必見。「返品不可」と書いてあるかも。
  • クレジットカード…出会い系サイトでよく利用されるほか,名義貸しも要注意。カード利用は支払い実感が湧かず借金と同じ。
 困ったときは,一人で悩まず,「消費者ホットライン 188(嫌や)」(全国共通ダイヤル)
訪問販売や電話勧誘販売などでトラブルに遭わないために
「安易に業者を家に入れない」
「必要がなければはっきり断る」
「その場ですぐに契約しない」


[20] 「新社会人のためのマナー講座2017」を開催 [2017年01月30日 19時15分41秒]

 
 1月30日(月)5・6時限目,「新社会人のためのマナー講座2017」を開催しました。今春,就職内定している120余名のうち,普通課程・教養課程3年生と介護福祉士国家試験を前日に終えたばかりの医療福祉科3年生,のべ40余名を対象としたものです。
 講師は,ハローワーク出水の萩原統括職業指導官・税所学卒ジョブサポーターです。DVD視聴であらましを掴んだのち,発問・応答形式で講座が展開されました。

 職場では,パートナーへの気配りがカギです。覚えなくてはならないものが多く,高校の部活動と同様に繰り返しが肝要です。(1)名刺交換,(2)来客・訪問時,(3)電話応対(取り次ぎ)など,演習を積み重ねることで,“分かる”より“できる”ようになります。
 「行動が変わると,習慣が変わる」「人との出会いによって人生が変わる」と,どこにでも通用する力を身につけることができるでしょう。就職後の早期離職を予防し,職場定着を図る目的からコミュニケーション能力,マナー,知識など欠かせないノウハウをDVD視聴や講話,ロールプレイングで学びました。
 講座の後半では「これってあり? 知って役立つ労働法Q&A」を用いて,働くときのルール(賃金・労働時間・両立支援・保険・雇用など)に時間を割きました。
 「マナー(manner)」とは人(man)らしさ。この講座をとおして,一緒に働く人に迷惑をかけない,お互いに気をつかって仕事をしやすくする ことを学びました。職場で欠かせない人財に育ってほしいと願います。


[21] 「目標をもった年」に向けて〜科朝礼(普通課程) [2017年01月13日 09時29分56秒]

 
 平成29年最初の科朝礼は1月13日(金)行われました。本日の担当は青木教諭(2年1組担任・公民担当)です。昨年を振り返って各学年1名ずつ指名して漢字1字で答えてもらいました。
1年=「」=寮生活が始まり,環境が変わり,学ぶことが多い1年だった。
2年=「」=おろそかにしてきた自分を戒める。
3年=「」=部活動のキャプテンとして苦しかったが,笑顔でナインを奮い立たせベスト16に。ハッピーに締めくくった。
 教諭は「」です。公式大会だけでも年間33試合を数える少年ソフトボールチームの育成会長を務め,会場設営,審判,バザー開催による運営資金集めと運用など,あらゆる場面で陣頭指揮を執られたといいます。保護者は子の一番のファン。そのために一所懸命,保護者あっての子の活動を支援すると言います。
 本日は,3学年が揃う最後の科朝礼でした。3年生は「目標のために進もう」とエールを贈りました。


[22] みんな続け!進路を決める〜合同LHR(普通課程) [2016年12月16日 19時03分35秒]

  終業式を翌週に控えた12月16日(金)午後,普通課程では3学年合同のロングホームルームを開催しました。ここでは,進路内定した3年生のうち6名が1・2年生に対して,進路決定の足取り・体験談を話すことで,日々の学習と進路意識向上を目的として例年この時期に実施しています。
 1・2年生は,今月7日(水)に職業理解ガイダンスを受講して,将来の職業に関する理解を深めるきっかけとなりました。身近な先輩のこうした機会を好機と捉え,進路実現につなげてほしいと思います。
 本日の発表者は以下のとおりです。(発表順)
  1. 専修学校(建築)サッカー部…進路学習の時間がきっかけで将来のことを考えるようになった。興味を持った分野の学校・職業と,適性・費用・取得すべき資格・給与などとことん調べた。さあ,早い時期から準備しよう。決定するのは行き先ではなく,志向だ。
  2. 大学(経済)サッカー部…公務員(市役所)を目指して進学する。自分の将来をしっかり考え,入試対策の準備を怠らなかった。
  3. 就職(自動車部品製造業)野球部…高をくくっていた1社目。面接で頭は真っ白,狼狽えた。結果を待つ間,2社目を検討していた。失敗を反省材料に,さまざまな角度から対策をとり,2社目の面接では逆にワクワクしていた。
  4. 公務員(自衛官)駅伝部…震災復興で働く自衛官の姿に心を動かされた。4月に発生した熊本地震で揺るぎないものとなった。教科学習・作文と平行して,広報官による面接指導(明瞭な発声・メリハリの利いた動作),本番で焦らない平時の務め。
  5. 専修学校(保育)吹奏楽部…志望校決定は3年春。オープンキャンパスに積極的に参加し,質問をぶつけて疑問点を解消した。
  6. 就職(産業用電気機械器具製造業)野球部…どこから着手していいか分からなかった。野球が頭から離れなかったが,家族や進路の先生の助言で振り切れた。それから猛勉強。内定後,浮かれないと決めた。家族に感謝,そして会社で頑張りたい。
発表に続く質疑タイムでは,素朴な疑問や踏み込んだ質問が飛び交うなか,6名ははにかみながらも真剣に答えていました。


[23] 土曜活用で,校内奉仕作業(普通課程) [2016年12月10日 11時49分48秒]

 本校では,原則として月2回の土曜日を授業日とし,全校生徒を対象に授業を行っています。ただし,強化指定部(野球・駅伝・サッカー・吹奏楽)の生徒は学校設定科目を選択することができます。
 12月10日(土),普通課程では,年間計画にしたがって,強化指定部を除く生徒30名余りが奉仕作業を実施しました。作業の内容は,図書室や駐輪場の整理,グラウンドの美化活動です。
 なかでも駐輪場では卒業を機に放置されたままの自転車が一部のスペースを占めていました。生徒会・交通係が一定期間をかけて校内で呼びかけたにもかかわらず引き取られない所有者不明の30台余りを駐輪場に隣接する倉庫空き地に移動し,限られたスペースの有効利用を図りました。


[24] 「後輩に向けて」〜科朝礼(普通課程) [2016年12月09日 10時56分10秒]

  平成28年を締めくくる科朝礼は,橋教諭(3年担任/国語)のお話です。3年生は卒業式まで80日余りとなりました。同教諭は彼らを入学当初から見守り,育ててこられました。彼らの成長を振り返り,かねて語ってこられた次の2項目を,後進の1・2年生に向けて話されました。
上手に気を抜け。でも手は抜くな。
 「張り詰めてばかりでなく,それぞれに合った方法で,気分を変えて,集中しよう。でも手を抜いてはいけない。できることをしなくなることにつながる。スポーツや音楽に精励している生徒が多数を占める普通課程。普段から手を抜いている人が100%力を発揮できるわけがない。だから,上手に気を抜け。」
先輩として,後輩の目標となる背を見せなさい。
 一昨年卒業したある部活動のキャプテンが同教諭に語った言葉を紹介されました。
 「自分は口下手で,後輩にいいアドバイスはできません。だから,自分にできることはせめて精一杯,一所懸命に取り組んで,その姿を見て後輩が何かを感じてくれたらそれでいいと思っています。」


[25] 「学ぶ環境と保護者への感謝」〜科朝礼(普通課程) [2016年11月18日 11時23分46秒]

  11月18日(金)科朝礼は,久木田教諭(3年副担任/英語/国際交流)の担当です。米国ミシガン州の大学で学んで本当によかったと話されました。ただ,留学生活は楽しい思い出よりも苦心されたようです。
 日本に比べると入学しやすい米国の大学は,卒業はおろか基準に達しない成績が半年以上続くと退学になるそうです。ましてや日常会話もままならないのに,授業はすべて英語で,高校のように黒板にも書くでもなく,ノートすらとれない状況だったそうです。そこで,授業をICレコーダに録音し,授業が終わってから3時間かけて聞き直す。知らないアメリカ人学生に声をかけてノートを借りる。授業の前・後はほとんど図書館で勉強している毎日で必死だったと話されました。
 毎日通う図書館でよく見かける熱心な学生に気づき話しかけると,ベネズエラ出身の留学生といいます。彼は貧しい家庭に育ち,ろくに学校に通えず,ノートや鉛筆,日々の食生活のために働かなければならなかったそうです。それでも自分の将来のために家族のために勉強したいという気持ちを常に持ち,努力して国の奨学金で学んでいると言います。「今は本当に幸せなんだ。食べるものの心配もいらないし,自由に勉強できる時間もあって頑張れば自分の夢を叶えることが最高だよね」という話を聞き,自分が恥ずかしくなったと話されました。続けて,
 「私がこの話をしたのは,皆さんに今置かれている環境がどんなに幸せなのかということに気づいてほしかったからです。世界には学校に行って勉強したいのに,行くことができずに自分の夢を諦めるしかない人もたくさんいます。皆さんは勉強する時間が確保されて,自分の夢や目標に向けて努力することがいくらでもできるのに,無為に過ごす生徒がいる現状,高校で勉強させてもらえていることに感謝して,自分ででき精一杯の努力をしてもらいたいと思います。」


[26] 希望の進路実現のためにすべきこと(普通1・2年) [2016年11月16日 17時23分08秒]

  普通課程1・2年生は二学期当初に実力テスト(基礎力診断テスト)を受検しました。実施から2か月経過した11月16日(水),対外試合もなく全員が揃う日を待って,テスト結果を足がかりに進路実現に向けた取り組みを3クラス合同で行いました。講師は裕介氏(ベネッセコーポレーション)です。誤った思い込みを捨て,社会で生きることができる「自走できる人材」になるべく,今日からできる
 1. 大きな目標設定〜ゴールを決める。
 2. 中くらいの目標設定〜毎日何をすべきか逆算する。
 3. 小さな目標設定〜毎日の勉強に目標を立てる。
をベースに,「何が何でも60分は机から離れない!」「勉強に集中するためにスマホを手許に置かない」「できることを毎日着実に」と話されました。
 テストの結果を一喜一憂するのではなく活用するために,それぞれの学習到達ゾーンを学力の指標とし,全国規模の学力位置を示唆されました。そして,松下幸之助氏の言葉を紹介して締めくくられました。
「ある人は,“もうこれで大丈夫だ”という。ある人は,“いや,まだ足りない”という。この紙一重の差が,大きな成果の違いを生むんだ。」


[27] 進路セミナー開催(普通・教養2年) [2016年11月10日 19時16分27秒]

  高校生活の後半に入った11月9日(水),普通課程と教養課程2年生を対象に進路セミナーを開催しました。講師はM地由紀先生(麻生専門学校グループ)です。例年,この時期に開催し,進路開拓の計画的な指標と意識付けを図ることを目的としています。
 進路実現に向けて,今すべきこと をテーマに「今真剣に考えた分,自分の展望を広げる」ことを見据えています。目下,進学希望,就職希望が明確な生徒よりも不確定の生徒が多いようです。やがて社会に出る生徒を前に,以前勤務された航空会社(CA)や英会話学校の経験やエピソードを交えながら,企業が求める3つの能力
 「コミュニケーション能力」…身体で表現する。身を乗り出して聞く,うなずく動作は話し手を安心させる。
 「主体性」…自ら気付く,自ら工夫する,よい方向に運ぶよう行動する。誰も着目しなかった事柄でも,よいものにするために提案する。
 「チャレンジ精神」…諦めずに突き進んでいく,壁を乗り越えた達成感を糧に。(経験は忘れない)
を説かれました。生徒は身を乗り出して,お話に耳を傾けており,進路意識に拍車をかける50分間でした。


[28] 『お金との向き合い方』〜科朝礼(普通課程) [2016年10月21日 15時45分23秒]

  中間考査を終え,今週その結果を手にした生徒たちは一喜一憂しながらも,各々訂正・反省して次時に備えだしました。

 10月21日(金)の科朝礼は片山教諭(1年担任/数学・情報/バスケットボール部)が担当されました。テーマは『お金との向き合い方』。
 物を買うにはお金が必要です。お金とは何でしょう?お金とは信頼そのものです。商品に値段分の価値があると判断し,信頼すると,人はそれを買います。企業も同じく,信頼のおける従業員には,給料を支払います。
 お金を稼ぐには,仕事をしなければなりません。大学時代,荷物の仕分けのアルバイトを経験しました。時給制で,単純作業が続く仕事でした。お世辞にも高い給料とは言えない仕事です。単純作業では, 仕事の質が低いため,納得の給料でした。仕事には責任がつきものです。責任の重い仕事をするほど,肉体的にも精神的にも負担がかかりますが,給料には反映されるはずです。

信頼」=「お金」≒「仕事」=「責任
上の相関関係から…「責任」をとらなければ,中身のない「仕事」になる。周囲からの「信頼」は低く,「お金」(給料)は減る。
 「責任」をとれば,中身のある「仕事」になる。周囲からの「信頼」は高く,「お金」(給料)は増える。
 目先のお金や仕事にとらわれるのではなく,まずやるべきことは,責任」をもつことと,信頼」を得ることです。卒業後,社会人として働く時は,質の高い仕事をして,お金と向き合いましょう。


[29] 「幸せにつながる方程式」〜科朝礼(普通課程) [2016年09月28日 15時09分04秒]

  本校の2学期は8月最終週から始まり,9月第1週に体育祭を開催しました。今学期初めてとなる科朝礼は,日程を延長して9月28日(水)に行いました。担当は井教諭(3年副担任・進路指導担当/数学・情報担当)です。
 高校生の就職採用選考は9月16日に全国一斉に始まり,上級学校入学試験は10月から随時実施され,年明け1月中旬に大学入試センター試験が行われます。
 進路決定時期を迎えた3年生はもちろん,1・2年生も各自の幸せのため意識して取り組むことが求められます。部活動でスキルアップを図るために努力を惜しまないことと,進路実現でもあるレベルまでもっていく工夫は同様だろうと思われます。実を結べば成功体験として,うまくいかなければ反省・改善に結びつきます。
 教諭は建学の精神「和」から校訓「協調・規律・勤労」を引き合いに出し,「コミュニケーション能力・共生ルールと相互理解・普段の学習」に言及されました。
 今後,進路学習の一貫として,10月中旬は2年生対象に職業レディネステスト実施,12月上旬は1・2年生対象に職業理解ガイダンス開催を計画しています。まずは日々を大切に,3年生の進路実現を願ってやみません。


[30] 就職希望者に模擬面接〜可能性あふれる将来を拓け(3年生) [2016年08月25日 19時37分52秒]

 
 進路指導部(就職指導係)では,7月1日から新規学校卒業者の採用に係る企業等の学校来訪,求人票を受け付けており,生徒は企業の求人票・パンフレット・Webページで見て,企業研究をしています。また,夏休みを利用して職場見学に参加しています。
 就職試験も間近に控えた就職希望者を対象に,8月24日(水)・25日(木)の両日,模擬面接を実施しました。本年度の卒業・修了学年生のおよそ3割が就職を希望しています。このうち,病院奨学生(医療福祉科と看護学科専門課程の大多数)と公務員を除く15名の生徒が対象です。
 面接官は,校長・教頭・教務部長の各先生方と進路指導部職員が務めました。(1)志望動機,(2)自己PR,(3)校内外活動,(4)将来の目標,(5)どんな仕事がしたいか?(配属先),などの質問に,生徒は自己分析や企業研究を踏まえて,自分の考えを自分の言葉で答えていました。

 面接の目的は,採用選考の集大成の場であり,「公正な採用選考をめざして」(厚生労働省)に書かれています。
  1. 応募者の志望動機や要望,企業の採用条件・労働条件など,お互いの意思疎通を図る情報交換の場です。
  2. 会話の中から質問の意図や内容をとらえる理解力・判断力,あるいは,自分の伝えたいことを分かりやすくいう表現力など,応募書類や学力試験などでは分からない適性・能力を判定する場です。
  3. 応募書類や学力試験などによって得たデータ内容を確認しつつ,応募者の受け答え,反応の仕方なども考慮して,あらかじめ定められた一定の基準にしたがって,応募者の適性と能力を総合的に評価する。
 二学期始業式は8月26日(月)です。生徒はもちろん,家庭・学校一丸となって進路実現に結びつけていきます。今後のスケジュールは次のとおりです。
9月5日〜「推薦」(応募文書)の到達・受付開始(学校とりまとめ出願),9月16日〜「選考,採用内定」開始


[31] 「平素の積み重ね」が道をつくる〜科朝礼(普通課程) [2016年06月24日 18時28分27秒]

  今月の科朝礼は6月24日(金),担当は荒木教諭(2年2組副担任・保健体育担当・野球部監督)です。学校行事では先週進路ガイダンスを実施し,来週期末考査を迎えるます。また,部活動において,7月は部活動の大会やコンテストが迫っています。

 教諭は「初志貫徹」という本年度生徒会スローガンを引き合いに,志を高く頑張り抜くことが大切だと話されました。また,そのためには「小事が大事」ということで,小さなことをコツコツ成し遂げることによって,大きな事が成し遂げられると強調されました。
 3年生にとっては“最後の”という言葉が冠につきます。最後の大会,それぞれの就職・進学試験に向けて,努力を積み重ねてほしいです。


[32] 進路ガイダンスを実施(普通課程・教養課程) [2016年06月21日 18時26分41秒]

 
進学(大学・専門学校)就職(ハローワーク職員によるガイダンス)自衛官

 6月15日に,普通課程と教養課程の2・3年生を対象にした進路ガイダンスを実施しました。
 このガイダンスは
   進  学…各校の設置学科・雰囲気・学費・就職先などの情報収集
   就  職…就職のイメージ,企業が求める人材,求人票について
   自衛官…職種別の職務内容・求人状況,入試対策
を内容とし,各自の希望に応じて説明を受けました。
 2年生は職業や学問についての見聞を深めるという視点で,3年生は自己の進路希望の確認という意味で,どの生徒も最後まで真剣に話を聴いていました。


【生徒の感想】
  • 公務員試験について詳しく知ることができた。〔2年男子〕
  • 自衛隊の仕事として国の防衛や災害派遣などとてもお世話になっていて,また,自衛隊の偉大さを感じた。〔2年男子〕
  • 定員が少ない大学は,学生に対するサポートが強いことがわかった。学業面でも,わからないところは(高校みたいに)すぐに質問できるところは魅力的。〔2年女子〕
  • 私が「まだ夢がない」と伝えると,「もし夢が決まったら,視界を狭めないで,やりたいことを本気でやって後悔しないでほしい」と訴えられたのがとても心に残った。〔2年女子〕
  • 大学というのは,365日中150日しか授業がないらしい。その残りの日をどのように使うのかがとても大切だというのを教わった。〔3年男子〕
  • このガイダンスを受ける前は「自分が就職したい企業に就職できるように(試験対策などを)やっていく」という考え方だった。しかし,「企業側がほしい力」を持っている人にならなければならないということに気づかされた。〔3年男子〕
  • (第一志望の学校の話を聴き)今まで以上にもっと勉強を頑張らないと感じた。〔3年女子〕


[33] 「本気」で取り組んでいるか〜科朝礼(普通課程) [2016年05月27日 11時32分44秒]

 
 多くの生徒が部活動に精力的に向き合っている本校ではすでに数々の大会で好成績を収めています。そして,先週中間考査を終え,来週文化祭を迎えます。
 今月(5月27日(金))は,下原教諭(2年2組担任・数学担当・サッカー部顧問)のお話です。あいさつするや「本気」と書かれたホワイトボードを取り出しました。
 開口一番,「本気であいさつした人は?」と生徒に問いかけた後,「他学年3人以上と本気であいさつしなさい」「隣の人と本気でじゃんけんしなさい」と促しました。生徒は大きな声であいさつを交わし,気合いを入れたじゃんけんをしていました。
 教諭はサッカー部顧問の立場からある高校のサッカー部を例にあげ,「常日頃から何に対しても本気で取り組む姿勢こそが大切だ」と強調されました。この日は「本気」という言葉を何回も使って,「本気で取り組むことによってよい結果が生まれるかもしれないし,次につながるよいステップにもなる」と締めくくりました。生徒一人ひとり目を輝かせながら“本気”で耳を傾けているようでした。
あいさつに,じゃんけんに
その度合が気合いや感情に出る
じゃんけんに勝ち残った生徒
教諭との一発勝負


[34] 今春卒業の自衛隊入隊者が母校訪問 [2016年05月06日 19時06分11秒]

  自衛隊の初年入隊者の母校訪問は,例年ゴールデンウィーク時期に企画されています。今春は,陸上・海上・航空自衛隊にあわせて6名が入隊しました。
 連休明けの5月6日(金)午前10時,6名のうち男女5名が来校しました。勤務地は,えびの(宮崎県),国分(鹿児島県),横須賀(神奈川県)とさまざまです。
 就職指導室に集まった5名は,美坂広報員(鹿児島地方本部協力本部薩摩川内出張所)が同行し,校長室を訪れ,近況報告を行いました。その後,普通課程3年生の教室に“行進”し,教育隊の日常を話すとともに質問に答えていました。その姿は高校時分のキャラクターとオーバーラップするものがありました。
 入隊して日は浅いですが,規律正しい生活と同僚隊員と切磋琢磨の影響でしょう,メリハリの利いた言動に期待が持てます。
 限られた時間でしたが,久しぶりの再会で旧交を温めていました。次回会う時はさらに頼もしくなっていることでしょう。


[35] 普通課程・教養課程1年 一日遠足 [2016年04月26日 21時09分27秒]

 
  普通課程と教養課程1年生は,4月18日,鹿児島市の平川動物公園へ一日遠足に出かけました。
  普通課程・教養課程には,鹿児島県外の出身も多く,その彼らのほとんどが初めての平川動物公園でした。
  動物園では,普段なかなか見ることのできない動物を鑑賞し,新鮮な経験となりました。
  また,知り合ってまだ数週間の級友と散策をしたり,お弁当を食べたり,遊具で遊んだりと,仲を深めることができました。生徒たちは,16時頃無事学校へ帰着しました。
 当日は好天に恵まれましたので,皆真っ赤に日焼けした顔で帰校した姿が印象的でした。
  これから,日常生活をはじめ,文化祭などさまざまな学校行事をこの春に出会った仲間と作り上げていきます。
  今回の一日遠足で深めた仲を大切にし,充実した高校生活にしてほしいと思います。
※画像の上にマウスカーソルを移動させると説明が出ます。


[36] 入学式から1週間〜対面式・科朝礼(普通課程) [2016年04月15日 18時50分53秒]

 
 今春の第50回入学式は4月7日(木),降りしきる雨のなか厳粛に挙行されました。片山教諭(数学担当)が担任を務める普通課程1年生(38名)が入学して早くも1週間が経過しました。(=写真左)
 本年度第1回の科朝礼は4月15日(金)開かれました。2年生の生徒会役員が会を進行,はじめは対面式です。1年生の代表者が
  “私たち1年生38名は,それぞれの目標をもって入学しました。先輩方に負けないように,勉強と部活動に精一杯取り組みたいと思います。よろしくお願いします。”
と挨拶しました。これを受けて,上級学級がそれぞれ挨拶しました。3年生(=写真中)は
  “一人でも決まりを破ると「普通課程は…」と見られるので,全員が規則を守って生活しよう”
と声をかけました。このあと,ユーモアを交えた所属職員の自己紹介(=写真右)に,会場は笑いの渦に包まれました。

 普通課程の目標は,昨年につづき 凡事徹底 です。当たり前のことを徹底して行い,生活習慣を身につけながら,一人ひとりの目標達成,進路実現につなげる。
 科主任の北山教諭(国語担当)は先日現役引退を発表した競泳の北島康介氏の姿を紹介しながら,

  • 若い世代が台頭するなかで,常に第一線で活躍し続ける偉大さ
  • 何かにバカになるほど夢中になって取り組める偉大さ〜“CRAZY MAKES the FUTURE.”
  • 変化をいとわず,常に変わり続ける,進化し続ける偉大さ
「その中で,皆さんも“大変”だと感じるときが,多々あると思いますが,“大変”な時ほど,“きくわる”時でもあるので,それを常に念頭に努力し続けてほしい」と鼓舞されました。


[37] 第8回しごとフェアに参加〜普通課程2年 [2016年03月19日 12時51分13秒]

  鹿児島県専修学校協会主催の「第8回しごとフェア・進学ガイダンス」が,3月16日(水)かごしま県民交流センターで開催され,普通課程2年生36名が参加しました。同フェアは8回を数えますが,本校は初参加です。この日は県内25校から約2800名の高校生や教職員並びに社会人が参加し,専修学校加盟校の持つさまざまな分野を体験したり,各校の概要や特色を知る機会です。
 後日,アンケート形式で生徒の声を集計しました。以下のとおりです。


[38] 写真でつづる修学旅行(2年生)〜普通課程 [2016年03月18日 18時36分22秒]

  平成28年3月8日(火)から11日(金)まで3泊4日,2年生は教養課程・基礎課程・医療福祉科とともに,関東方面(東京・千葉・神奈川)に修学旅行に出かけました。
 目的は,「(1)首都圏を旅行して見聞を広めるとともに,新旧の文化施設や歴史的建造物などを訪ね,社会を見る目を養う。(2)校外での団体行動を通し,社会の一員として望ましい態度や習慣を身につけるとともに,協調性と自律の精神を養う。」です。
 初日,東京国際空港(羽田空港)上空が濃霧のため,鹿児島空港離陸が午後に延期された。旅行中は寒空をものともせず,生徒は皆生き生きと活動していました。
当初計画した旅程表現地の様子はクリックして別ページでご覧いただけます。


[39] 職員研修〜内田クレペリン検査の解析(普通課程) [2016年03月04日 18時50分28秒]

 
 本年2月初旬,普通課程1年生80名は内田クレペリン検査を受検しました。同検査は,昨年同時期に実施し,当時の学級担任らから好評を得ており,その解説から生徒の教育活動の指針にふさわしいと考え実施しました。
 同検査および解析を,昨年同様,教育応用心理研究所(鹿児島市上之園町)に依頼し,同所から森山武志先生を講師にお招きして,3月4日(金)10時から開催しました。
 検査の総合的な判定は,「作業量の水準」と「曲線(折れ線)の型」の相関関係により決定されます。解説の中で,森山先生は折れ線の特質を紹介され,近年顕著な計算間違いパターンを指摘されました。なかには“検査不能”があるそうですが,該当者はおりませんでした。
(←(上)いくつかの定型スケールと対照し回答の振り幅を説明,(下)赤・緑・青のマーカーでチェックされた用紙)

 受講した学級担任のひとりは次のように話しています。
 「一人ひとりの能力や性格,特徴や行動などお聞きすることができました。気になっている生徒はもとより,いずれの生徒もいろいろな特質を持っていることを感じ,今後の指導の参考になりました。これを機会に,ロングホームルーム,テイクオフ(総合的な学習の時間)などで面談を行い,傾聴して生徒指導や進路指導に活用し,生徒の成長の手助けができればいいと思いました。」

 およそ2時間半の講義を受けた学級担任と教科担当は,今後の生徒育成・進路指導および生徒の成長に役立てることでしょう。


[40] 「勝者のスコアボード」〜科朝礼(普通課程) [2016年02月19日 10時42分34秒]

  今月の科朝礼は青木教諭(1年1組担任・公民担当)です。自宅学習期間の3年生を除く1・2年生3学級が柔道場に参集しました。
 野球選手として青春を過ごされた教諭ご自身の経験値から「夢」に向かって歩んでいる生徒全員に話されました。部活動日誌をつけている部活動生に「どのような意識で書いているか」と問いかけると,「今日良かったこと悪かったことを記録することで,壁にぶち当たったとき見返すことで進化するため」と返答しました。
 教諭は,小学6年生の文集で「プロ野球選手になりたい」と書かれたそうです。そして,目標を見失わず,“遊びたい”を我慢して念願を達成されました。引退後,第二の人生を「野球で恩返ししよう」と考え,当時プロ野球選手が学校で指導するために数々のハードルをクリアされました。現在,お子さんが追う夢を実現に近づける支援をされていると言います。
 最後に,自ら積極的に夢や目標に進もうと締めくくられた。〜勝者は積極的(自己肯定/やるぞ),敗者は消極的(受動的/やらされている)


[41] 「食生活を見直そう」〜科朝礼(普通課程) [2016年01月29日 18時13分07秒]

  来年度新入生を迎える入学試験を終え,久々に登校した1月29日(金),すべての学年が集う最後の科朝礼が開かれました。この日の担当は江口教諭(音楽担当/吹奏楽部顧問)です。
 おもむろに取り出した指揮棒を手に生徒に問いかけます。「指揮者になったつもりでしばらく振ってごらん。どこか痛みが出るかな」
 「そう肩がこるね。…でも私は肩こりしない。いたって健康体です。なぜだろう?」
 教諭は(印刷した画像を手に),「日頃からアーモンドを摂取しています」。天然のサプリ,アーモンドには豊富な栄養素や食物繊維が含まれているそうです。それを毎日,朝・夕10粒ずつ素焼きのアーモンドを口にすると言います。
 勉強するにも,部活動するにも,何をするにもエネルギーを必要とします。その根幹をなすものが「食」です。体調がすぐれないとき,日頃口にしているものを振り返ってみましょう。食生活を見直すと,きっと持てる力を発揮することでしょう。


[42] 「新社会人のためのマナー講座2016」を開催(普通課程・教養課程) [2016年01月22日 19時18分35秒]

 

 今春の卒業・修了見込み者のうち,140余名が就職内定(予定を含む)しています。この中でも介護福祉士国家試験(1月24日実施)・看護師国家試験(2月14日実施)を受験する生徒および公務員を除く20名を対象に「新社会人のためのマナー講座2016」を開催しました。
 同講座は出水公共職業安定所が企画されたもので,今年で2回目です。新規学校卒業後,3年以内の早期に離職する者は少なくありません。離職理由の一つとして,職場での人間関係不良によるものがある一方,事業所側からの「最低限のマナーがない」等の新卒者に対する厳しい意見を受け,このコミュニケーション能力およびマナー知識の不足による職場での問題点を解消し,就業後の早期離職を防ぐことで職場定着を図ることを目的にしています。
 本校では開催を依頼し,1月20日(水)午後の2時間,同所職員(学卒係・学卒ジョブサポーター)のご指導を受けました。テキストとビデオを併用し,(1)言葉づかい,(2)電話マナー,(3)接待マナー,(4)“名刺交換”(=写真中) といったワーク学習,ロールプレイイングで“実践”しました。
 最後に,厚生労働省が作成した漫画仕立てのパンフレット「これってあり? 知って役立つ労働法Q&A」(=写真右)を利用し,(1)働き始める前に知っておきたいこと,(2)働くときのルール,(3)仕事を辞めさせられるとき,辞めるとき に言及されました。受講した生徒はそれぞれが持つ求人票を改めて確認してほしいです。
 この講座をとおして,一緒に働く人に迷惑をかけない,お互いに気をつかって仕事をしやすくする ことを学びました。


[43] 進路決定への足取りを報告〜合同LHR(普通課程) [2015年12月11日 18時29分28秒]

  12月11日(金)午後,普通課程全学級の合同ロングホームルームを実施しました。ここでは,3年生の進路決定者から,1・2年生に向けて直に合格体験談を話してもらうことで,それぞれの進路を意識してもらうことを目的として,企画したものです。(昨年もこの時期に実施)
 進学(大学・専修学校)と就職(企業)内定者から7名に,進路決定への足取りや受験への着手ほかを紐解き,後輩へアドバイスしました。1・2年生は,日頃から接している先輩方の話に食い入るように耳を傾けていました。
 1・2年生は,ちょうど2日前の12月9日(水)に開催した職業理解ガイダンスを受講したばかりです。専門の先生方から職業に関する理解を深め,上級学校の情報収集を行っています。身近な先輩こうした機会を好機と捉え,進路実現につなげてほしいと思います。
 本日の発表者は以下のとおりです。
  1. 大学(体育学科)駅伝部〜目標を持たず,あっという間に過ぎた1年生。箱根駅伝で活躍する目標を掲げたが,入試対策が足りず,焦った。危機感をもって取りかかれ。
  2. 大学(ライフウェルネス学科)サッカー部〜将来,保健体育の教員とサッカーの指導者を目指す。試合に出場しない日々が続いたが,監督・コーチが見ていて声をかけてくれたことに感動。
  3. 大学(工学部)野球部〜「野球を続けたい」&「工業系に興味関心がある」をかなえてくれる大学を目指した。将来を見据え,後悔のない計画的な学習と日々の部活動との両立を。
  4. 就職(電子デバイス製造)野球部〜漠然と考えていた就職。社会に貢献したい。企業を調べ,傾向を探り,対策を立てた。相手を見極める面接は「自分をアピールする場面」。自分一人で進路決定はできなかった。日頃から指導していただいた先生方のおかげ。
  5. 専修学校(看護)吹奏楽部〜家族が係った病院で看護師さんの対応に触発された。オープンキャンパス・学校見学に出かける数少ない機会を捉えた。無理じゃない,自分に限界を作るな。
  6. 専修学校(保育)一般〜オープンキャンパスや入試説明会に積極的に参加した。高校進学時もその後の転科,進路方針転換は幾度とあった。でも,切り替えが大事,自ら動くことが肝要。
  7. 専修学校(ワーキングスタディ)吹奏楽部〜進学したい,でも就職を望む保護者。そうした狭間にあった。いろいろな仕事を体験することで就職に結びつけるシステムに保護者も同意。オープンキャンパスは寸暇を惜しんで参加した。時間は意識しないと過ぎ行くだけ,二度と戻ってこない。
 目標を達成するために部活動との両立,逆算して受験に臨むことを口々に力説した。


[44] 「個性を活かし,幸せにつなげる」〜科朝礼(普通課程) [2015年12月11日 10時40分55秒]

  二学期も余すところ1週間となった12月11日(金),科朝礼は片山教諭(3年担任・数学情報担当)の講話です。
 アニメ・マンガでは百年先の未来からやってきたロボットと小学生の日常生活を描いたおなじみのキャラクターを例に挙げ,スマホ(多機能携帯電話)を手に話を進められました。
 「やがて社会に巣立つ君たちが」
(1)情報化社会が進展していく中で,
(2)社会の仕組みや人と人との関わりが大きく変わってきた今,
(3)公序良俗に反することなく,情報ツールの活用能力が求められる
 現状に不満をぶちまけるだけで,成果につなげる努力をしない人は成長は難しいだろう。いずれ就職し,社会に参画する中で,SNSを活用する機会も増える。そうした環境で幸せになるには,時代の流れに棹をさし,切り拓いていこう。


[45] 「心を入れる」〜科朝礼(普通課程) [2015年10月24日 06時05分38秒]

  10月23日(金)の科朝礼は,下原教諭(1年2組担任・数学担当)が担当されました。「おはようございます」朝の挨拶に,170名の生徒が返礼します。そして,問いかけられました。
 「人は生きていくうえで何が大切か?
 人それぞれではあるが,下原教諭は
 「心が大切である
と説かれました。自身の経験から,「人から貰う心からの言葉には,心からの言葉で返さないといけない。心配りがいかに大切かは,日ごろの生活で感じ得ないといけない」と強調されました。また,自身の好きな言葉「情熱」の漢字「情」を引き合いに出し,「志」や「感」,また「意」など多くの漢字には「心」が含まれており,それらの漢字は人が生きていくうえで重要な意味を持っているということも付け加えられました。
 今年も余すところ2か月,心残りがないように,「心」を入れてあらゆることに取り組んでもらいたいです。


[46] 生徒会執行委員(H27後期〜H28前期)決まる [2015年10月02日 09時03分40秒]

  生徒会役員改選が,去る9月24日(木)午後の2時間を利用して行われました。体育館では,旧生徒会長の開会挨拶に続き,選挙管理委員長が諸注意を行いました。
 本科1・2年生の各学級から選出(クラス推薦・自己推薦)された18名の立候補者は,演説会で各自の思い,問題意識と改革案を提起しました。終了後,各教室にて無記名投票,生徒会室で開票・集計されました。
 得票結果を踏まえて,総合的な判断から16名の生徒会執行委員が決定しました。( )内は所属学科学年です。
 生徒会長(特進2)・副会長(特進2・教養2),監査(基礎1),書記(普通1・基礎1),体育部長(教養2)1・副部長(教養2・特進1),文化部長(教養1)・副部長(特進1・福祉2),厚生部長(普通2)・副部長(基礎2),生活部長(基礎2)・副部長(福祉1)です。委員はすべての学科から成り,性別・学年とも,男子:女子=1年:2年=7名:9名で構成されています。


[47] 「進路実現を果たすために」〜科朝礼(普通課程) [2015年09月11日 19時30分28秒]

  9月11日(金)に行われた科朝礼は,井教諭(3年副担任・進路指導担当/数学・情報担当)の講話です。9月16日の就職試験開始を間近に控えた3年生や,進路学習を継続中の1・2年生に向けた話をされました。
 進路実現に向けては,「目先のゴールを目指すよりも着々と一歩を踏みしめながら進まなければならない。そして,いかなる結果になっても潔くそれを認め,たとえそれが思うようにいかなかったとしても前を向き,また着実な一歩を踏み続けなければならない」と強調されました。
 いよいよ,3年生にとっての正念場となる時期がやってきました。進学する生徒も,就職する生徒も進路実現を果たせるように,確かな一歩を踏み続けて欲しいです。


[48] 求人票および卒業生の近況 [2015年07月10日 11時23分28秒]

  7月の声とともに多くの事業所さまから求人票をいただいております。卒業生が入職した事業所さまやご縁のある事業所さまだと特別な思いがあります。
 開封すると,求人票とともに普通課程を卒業して入職した生徒の近況を伝える写真と言葉のラミネートしたパネル,ほかに映像(電子メール添付ファイルからダウンロード)が同封されていることがあります。
(左の画像は,今春卒業した生徒の意気込みを紹介する手紙です。)


[49] 「小事が大事」〜科朝礼(普通課程) [2015年06月19日 09時39分55秒]

  6月19日(金),2か月ぶりに行った科朝礼は荒木教諭(1年副担任・保健体育担当)の講話です。「おはようございます」朝の清々しい挨拶に生徒が応えます。
 挨拶はコミュニケーション,人が何らかの情報を互いに伝え合い,相互に影響し合うこと。「何気ないこと,当たり前のことができているだろうか」〜同教諭は生徒170名に問いかけました。そして掲げた「凡事徹底(ぼんじてってい)」,その意味を理解している生徒は挙手(写真参照)。この言葉は4月の科朝礼で掲げられた普通課程のスローガンです。
 平凡(ふつう)のことを非凡にできるか,基礎練習を日々重ねる大切さを部活動を通して学んでいる生徒には身近な提案です。本校では,環境整備の一環として,インフルエンザ終息に向けた取り組み「手洗い・うがい・手指消毒・換気・マスク着用」を展開しています。
 小さいことからコツコツ積み重ね,自分にできることを毎日取り組むという「小事が大事」で締めくくられました。


[50] 一日遠足(1年生) [2015年05月01日 17時08分47秒]

 
 1年生は,4月28日(火)一日遠足に出かけました。ぐつついた天気のもと,本校体育館前から学級ごとにバスは鹿児島市を目指して出発しました。訪問先は,かごしま水族館ドルフィンポート(昼食)→城山公園 です。
 遠足は,集団生活を通して協調と規律の精神を養うなどの目的があります。入学して1か月,学級の親睦を図りながら充実した楽しい遠足になったことでしょう。


[51] 卒業生(自衛官)が来校〜後輩を激励 [2015年05月01日 16時34分47秒]

  自衛官の母校訪問は,例年ゴールデンウィーク直前に企画されています。
 4月27日(月)昼前,今春普通課程を卒業し,自衛官として佐世保教育隊に所属する平野くんが美坂広報員(鹿児島地方本部協力本部薩摩川内出張所)が同行する形で母校を訪れました。
 卒業時の担任の案内で校長室を訪れ,近況報告を行ったのち,およそ2か月ぶりに普通課程3年生の教室に進みました。教室では隣の2年生も見守るなか,受験勉強や部活動で培ったことのほか,教育隊の日常を話すとともに質問に答えていました。
 入隊して日は浅いですが,規律正しい生活と同僚隊員と切磋琢磨の影響でしょう,メリハリの利いた言動に期待が持てます。


[52] 科朝礼でスローガンを提示〜科朝礼(普通課程) [2015年04月17日 17時05分07秒]

 
 平成27年度はじめての科朝礼を,4月17日(金)本校柔道場で行いました。科朝礼の進行は例年どおり生徒会執行部に所属する普通課程の生徒が担当します。
 1週間前の4月10日(金),全体の対面式・部活動紹介があったものの,普通課程4つの学級が一堂に会するのは本日が初めてです。
 はじめに新入生(1年生)2学級86名と在校生(2年生・3年生)84名の対面式です。新入生は在校生に明るくはっきりした声で挨拶し,在校生は新入生に歓迎の言葉をかけました。続いて,普通課程の北山主任が4つの学級の担任と副担任の先生方が紹介されました。(写真上:全員立ち上がった3年生。学級代表が挨拶)

 本年度初回は,北山教諭(2年生副担任・国語担当)です。普通課程の主任も務める北山教諭は,「凡事徹底(ぼんじてってい)」を本年度のスローガンに掲げました。高校時代に霧島連山歩きをした経験から,「山登りは上を見て登るものではない。足元を確かめながら一歩ずつ歩んでいくものだ。」と説かれました。

 また,「やればできる」というキャッチフレーズにも言及されました。はたして「やればできるものでしょうか?」…長続きしなかった,やったけれどできなかった,といった経験は多くの人が積んできたでしょう。ひょっとして,否きっとその逆フレーズではないでしょうか。
 試行錯誤といったチャレンジ精神がポイントだと思われます。
 やってみる→(失敗して)学ぶ→(うまくいくと)効果が見える→やってよかった(実感する)→さらに頑張ろうとやる気が出る→やる気スイッチが入る

 加えて,最近同教諭が読まれた本のうち,2冊の本を紹介されました。
 その内容に共通する考え方を紹介しておきます。

 「努力なしに効果はない」 「行動の根底には目的意識がある」〜目的意識があれば掛け値なしに頑張れる。


[53] 職員研修〜内田クレペリン検査の結果解説(普通課程) [2015年02月27日 16時36分56秒]

  普通課程1・2年生は,本年1月下旬に内田クレペリン検査を実施しました。同検査は,その計算数から成る波形と誤答・修正から,生徒の持つ能力や性格・行動の特徴・総合傾向が把握する目的で実施されます。検査が容易で,結果が的確に要点をとらえているため,国の内外で60年余り前から小・中学校や高等学校で活用されています。また,就職や公務員の採用試験に利用されるほか,競技スポーツでは選手起用に活かすチームがあるといいます。
 同検査の結果解説を,教育応用心理研究所(鹿児島市上之園町)に依頼し,同所から森山武志先生を講師にお招きして,2月26日(木)15時から開催しました。学級担任らを前に,森山先生は検査結果のより踏み込んだ解析を,生徒個々になされました。その解説は,日常の行動観察だけでは把握しにくい生徒の潜在的・基底的な特徴を指摘され,平素から生徒に接している学級担任も身を乗り出して聞き入っていました。およそ2時間半の講義を受けた両担任は,今後の生徒育成・進路指導に大いに役に立つのではないかと期待しています。


[54] 「目標をもって先人の言葉を大切に」〜科朝礼(普通課程) [2015年02月23日 10時15分25秒]

  今月の科朝礼は,自宅学習中の3年生を除く1・2年生を対象に,2月20日(金)に行われました。担当は青木教諭(1年生副担任・公民担当)です。
 かつてプロ野球西武ライオンズに在籍していた青木教諭は,同期の和田一浩選手(現・中日ドラゴンズ)と今年も自主トレに帯同するなど親交があるそうです。今季プロ生活19年目を迎える和田選手のひととなりと弛(たゆ)まぬプロ意識を紹介されました。
 和田選手は,先輩選手から「プロなら痛いと言うな」という言葉をモットーに野球人生を貫いてきたと言います。
 人の言葉を真摯に受け入れて行動することの大切さを説明されました。他人の苦言も自分自身を変える糧と捉えて生活してほしいと思います。


[55] 「準備力のある人には福が来る」〜科朝礼(普通課程) [2015年01月23日 16時36分36秒]

  今月の科朝礼は23日に行われました。今回の担当は田原教諭(1年生副担任・英語担当)です。
 卒業生の活躍と,3年生の進路決定者数名の話を引き合いに,進路実現に向けては早めの取り掛かりが大切であると強調されました。そして,先生直筆の「準備力のある人には福が来る」という文言を示され,「とにかく準備無くして大きな成果は得られない。準備がしっかりできる人は必ず進路実現を果たせるはず」と,特に1・2年生に向けて話してくださいました。
 今回の科朝礼は,3学年が揃う最後の会でした。3年生の頑張りを,1・2年生が受け継いでくれることを期待しています。


[56] 合同ロングホームルーム〜「自分の人生,自分の足で」 [2014年12月17日 19時01分11秒]

  普通課程では,12月12日(金)と翌週17日(水)の2回にわたって,3学年合同でロングホームルームを実施しました。これは3年生の進路決定者から,1・2年生に向けて直に合格体験談を話してもらうことで,それぞれの進路を意識してもらうことを目的として企画したものです。
 就職(企業・公務員)内定者,上級学校(大学・短期大学・専修学校)入試合格者のうち約4割にあたる12名がそれぞれの苦労話や後輩へのアドバイスを踏まえて発表してくれました。1・2年生は先輩方の話に食い入るように耳を傾けていました。
 1・2年生は,去る12月10日(水)に開催した進路ガイダンスにおいて,専門の先生方から職業に関する理解を深め,上級学校の情報収集を行っています。こうした機会を好機と捉え,進路実現につなげてほしいと思います。
(写真は,12月17日(水)質疑応答の一場面)


[57] 「信頼貯金」〜科朝礼(普通課程) [2014年11月27日 16時38分37秒]

  11月21日(金)の科朝礼は,橋教諭(1年担任・国語担当)です。
 ミスしてしまった人の関係者がどういう印象を持つか,それはミスした人の普段の行動で決まるものです。日頃から時間に正確な人が遅刻した場合,何があったのだろうと逆に心配されるが,ギリギリの行動しかできていない人が遅れようものなら,ちょうど良い機会だとして責められることになりかねません。
 普段から一生懸命に取り組んでいる人ができない場合,誰かの助けが来るものだし,「今度何かあったらアイツにチャンスをやろう」となる。不真面目な人には,自分が来てほしいと望むものは来ないでしょう。
 人間の心象は,その場の状況ではなく,普段の行動で決まる。 運が良い人というのは,普段から世間に貸しがあるのだ。日々の積み重ねを大逆転できるほど,人間の能力に大差はありません。自ら損な道を選ぶのは,避けたいものですね。
 身の回りから信頼される人になろう。運が良い人というのは,普段から世間に貸しがあるのだ。日々の積み重ねを大逆転できるほど,人間の能力に大差はない。自ら損な道を選ぶのは,避けたいものです。


[58] 「社会人として求められるもの」〜科朝礼(普通課程) [2014年09月19日 13時20分09秒]

  9月の科朝礼は19日(金)に行われました。今月の担当は下原教諭(3年副担任・サッカー部顧問)です。目下,3年生は就職試験の真っ最中です。
 生徒に問いかけられました。「社会人として,何が求められるか」「どのような力が必要か」

 ご自身の経験から「コミュニケーション能力」だと強調されました。そして,3年生のTDくんが指名され,志望動機を全員の前で披露するよう指示されました。予期せぬ事態に緊張しながらも,自分の考えをまとめて発表してくれました。
 最後に,人気バンドFUNKY MONKEY BABYS(ファンキーモンキーベイビーズ)の歌詞の一節を引き合いに,「どんなことがあっても,前向きに捉えて頑張りましょう」と締めくくられました。


[59] ありったけの力を結集した体育祭 [2014年09月18日 15時50分02秒]

  新学期に入ったばかりの9月6日(土),第53回体育祭が挙行されました。本年度は,近隣に配慮して開閉会を告げる恒例の花火を取りやめましたが,吹奏楽部の生演奏のもと,開会しました。どのプログラムも目を見張るものばかりでしたが,午後の部で空がにわかにかき曇り,雷鳴とどろき,このままでは続行困難と判断し,翌月曜日に残りのプログラムを持ち越しました。
 生徒のゼッケンGは普通課程。また,青は1年生,赤は2年生,白は3年生です。
「6 100m男」
着順2位 記録11秒89〜野球部主将NKくん(G2)の堂々とした走りでした!来年も期待します!
「14 クラス対抗大縄跳び(決勝)」
記録18回〜今年度は決勝進出を果たしたG3。見事準優勝!!クラスの底力を見せました。
「16 部活動紹介」
部活動総責任者はサッカー部主将のMSくん(G3)。清々しい宣誓で,今秋開幕する高校生活を締めくくる大きな大会を頑張って!
「15 応援合戦」
(写真中央)3学年の団長はUAくん(G3)です。本番に向けて,一生懸命練習してきました。惜しくも競技の部では優勝を逃したものの,応援の部では見事優勝でした!息のあった演技を披露してくれました。(写真右は)1年生。見てください,決まりました!科課程を超えての応援団。高校に入って初めての体育祭にもかかわらず,見事に団結することができました。
「21 クラス対抗リレー(決勝)」
着順3位〜G2は10人が力を合わせ,バトンを繋ぎました!強化部生の集中力を発揮し,素晴らしいチームワークでした!
「24 クラス対抗玉入れ(決勝)=新種目」
G2は137個という大記録で優勝を飾りました!来年も優勝し,連覇を狙います!…前日の予行演習で,終了のピストルが鳴った後にお手玉が飛んでしまい,唯一“失格”宣告(笑)のG1…本番では見事な団結力を見せて予選を突破して決勝戦へ。結果は,優勝したG2と1個差の136個!残念でしたが,来年こそは1位をとるぞ!!と,もうさっそく気合が入っておりました。
「30 閉会式」
男子1500Mの表彰です。G1のOHくん,駅伝部の実力で,堂々の第2位でした!素晴らしい!!そしてお疲れ様!


[60] 職業理解ガイダンスを開催(1・2年生) [2014年07月22日 16時57分07秒]

  進路指導部では,普通課程および教養課程1・2年生の進路学習の一環として,6月25日(水)5・6時限目に職業理解ガイダンスを開催しました。メイン会場の視聴覚室は,4クラスの生徒・学級担任ら160人余りで埋めつくされました。
 中堅学年の2年生にとっても,高校生活に馴染んできた1年生にとっても,職に就くことは決して遠い将来のことではありません。幅広い職業について理解することで,今後の進路選択に活かすことにつながります。また,抱いている職業を正しく理解することで,将来の進路に役立てようと企画したものです。
 事前の希望調査集計から,13分野について外部から講師をお招きしました。前半は,それぞれの講師から専門職種の概要をお話しいただきました。このなかで生徒は各自が抱くイメージと現実の違いを理解すると同時に新たな一面を発見したことでしょう。聞き逃すまいと耳を傾け,懸命にメモをとる姿が見られました。後半は,希望分野に分かれ校内各所で職業説明を受けました。
 今回のガイダンスが,生徒が普段の授業で体験できない「職業」について理解することにより,進路に対する関心を高めることに役立つことを願います。


[61] 自分の進路を開く [2014年06月20日 20時02分01秒]

  今月の科朝礼は20日(金)に行われました。担当は井教諭(進路指導担当・3年生副担任・数学・情報)でした。進路指導の担当として,進路実現に向けては各学年・各個人が目標を持ってコツコツ取り組む重要性を説かれました。「人は人。他人がどうであれ,自分の目標を明確に持って,その実現のために努力するしかない」ことも強調されました。
 最後には,現ニューヨークヤンキースのイチロー選手が小学校6年生時に書いた作文を引用し,進路実現のためには数値目標を持って,継続的な努力が必要であることも付け加えられました。
 生徒は全員熱心に耳を傾けていました。3年生にとっては,求人受付開始となる7月1日が迫ってきています。また,期末考査も間近に迫っています。生徒一人ひとりが目標達成に向けて頑張って欲しいと思います。


[62] 魅力ある人はひきつける [2014年05月30日 18時30分29秒]

  今月の科朝礼は5月30日(金),担当は片山教諭(2年生担任・数学)。小学生の頃,「かっこいい」と魅力を感じたバスケットボールを続け,指導に活かしておられる。
 お話は,先日のサッカーの決勝戦を観戦・応援のなかで,選手(生徒)たちが本当にかっこよく見えたと切り出され,『魅』と書いた用紙を広げて話を展開されました。
この言葉には,妖怪(人を惑わす),すだま(人の霊魂),もののけ(人にたたりをするという,死んだ人や生きている人の魂)を含み,魅力,魅了,魅惑,魅きつける,魅せるといった用例があります。また,文字の一部に「鬼」が含まれています。鬼は,この世の者ではないもの,転じて魅力を感じている瞬間は,何かに取り憑かれている状態を表すと言います。
 「普通課程のみんなは,大半が,それぞれの部活動に魅力を感じ,入学してきたはずだ。事がうまく運ばずともそれに背を向けるのではなく,事実に真摯であってほしい。間違いは自分を成長させてくれる宝物。間違いを見つけることは,知るチャンスを得ること」「将来,ここにいる普通課程のみんなが仕事を通じて,幸福な人生を送ることができるよう心から願っています。また,今は,部活動において,人に魅力を感じさせることができる人になって欲しい。」
 「自分の魅力を周りの人に魅せることができると,自然と信頼も生まれ,何も意識しなくとも周りに人が集まる」と締めくくられた。


[63] 雨にも負けず,一日遠足 [2014年05月02日 18時08分12秒]

  1年生にとって入学して一段落した4月28日(月),恒例の一日遠足に出かけました。
 一日遠足は,「(1)心身の鍛錬と学年の親睦を図る,(2)集団行動を通して協調と規律の精神を養う,(3)地域の自然環境に接するとともに,地域の歴史や産業を学ぶ」を目的に実施しています。
 本年度は,平川動物公園(鹿児島市)です。あいにく天気には恵まれませんでしたが,本校をはじめ多くの高校生が来園していました。傘を差したり,レインコートを着用するなど,それぞれが自然に親しんでいるようでした。ちなみに帰りのバス内は熟睡タイムでした。


[64] 新入生・在校生・職員〜対面式・科朝礼(普通課程) [2014年04月19日 11時32分41秒]

  本年度第1回の科朝礼は4月18日(金)行われました。当日は初回のため,生徒会主導のもと緊張した新入生と在校生・職員の対面式から始まりました。
 1年生を代表して学級委員長が「早く学校に慣れて,勉強にスポーツに頑張っていきたいと思います」と宣誓すると,在校生は歓迎の言葉を贈っていました。続く職員の自己紹介は笑いを誘うなど和やかな雰囲気のなか進行しました。
 最後に普通課程主任は,「社会では,気持ちよい挨拶や適正な服装はもとより,気が利く人材が求められています。平素から,目配り気配り心配りを心がけてほしい」と締めくくられました。
(写真左 左から,1・2・3年生の学級委員長/写真右 左から,主任,1・2・3年生の担任・副担任)


[65] 第48回入学式を挙行〜<良き日和でした> [2014年04月15日 17時10分45秒]

 
 入学式は4月8日(火)に挙行されました。新入生を祝福するかのごとき,非常に良い天気でした。普通課程の新入生43名は,入学生340名(本科高校生246名,専門課程94名)の先頭を,緊張しながらも凛々しく行進し,呼名にも元気に応えていました。
 これから3年間出水中央高校で学んでいくことになりますが,およそ30ヶ月のちには進路決定の時期を迎えます。己(おのれ)の進路を直視せざるを得ない事態になってから慌てるのではなく,1年生のこの時期から長期的な視野で己の行く先を見通しながら,計画的に勉学・部活に勤(いそ)しんでもらいたいものです。
 これからの日々が43名にとって悔いのない充実したものになることを,祈っています。
(写真:上=担任を先頭に入場/下左=呼名・起立ののち,学校長が入学許可/下右=入学式退場の様子)


[66] 春の陽気にいざなわれ〜3学期クラスマッチ [2014年03月26日 14時30分10秒]

 
種 目男/女 優 勝準優勝
バスケットボール男子基礎2年1組基礎1年1組
女子基礎2年1組A基礎2年2組A
バレーボール女子基礎1年2組A基礎2年2組
サッカー男子教養2年普通2年
ドッジボール女子教養2年特進2年2組
 修了式の前日,絶好の天気に恵まれた3月24日(月),1・2年生全学級でクラスマッチが開催されました。
 普通課程は4種目に8チームがエントリー。内訳は,バスケットボール(男子1年A,1年B/女子2年),バレーボール(女子2年A,2年B),サッカー(男子1年,2年),ドッジボール(女子1年)です。部活動の大会出場のため,チーム再編を余儀なくされ,善戦した結果は右のとおりです。暖かい春の日のもと,有意義な一日となりました。
 なお,この日,野球部員は九州高校野球鹿児島県大会に出場のため,クラスマッチに参戦できませんでしたが,出水高校を4-3で下し,3回戦(3月27日(木)予定)に駒を進めました。


[67] ”を実現させる力を持つ (普通課程・教養課程2年生) [2014年02月26日 14時10分54秒]

  学年末考査をすべて終えた2月25日(火)の13時から,普通課程および教養課程の2年生を対象に進路ガイダンスを開催しました。講師は麻生専門学校の徳久晶子先生です。
 「三年生の0学期といわれるこの時期(二年生の3学期)を,いかに過ごすべきなのか」「進路実現に向けて何をしなければならないのか」を熱弁してくださいました。人生において「勝負に勝って,試合に負ける」というふうにならないようにするためには,頑張ることや努力することだけではなく,何より集中して物事に取り組めるかということを強調されました。そして,「集中力」を身につけるための習慣を築き上げなければならないと話されました。
 また,目標を設定するときは具体的な数字を上げ,数値化することが大切だということに言及されました。現在,メジャーリーグで活躍しているイチロー選手の幼少期や,高校時代の話も交え,「いかに集中して事に臨んでいるか」「いかに明確な数字を目標に掲げているか」ということもわかりやすく,心に訴えかけられました。
 最後に,「苦手なことや不得意科目,嫌いなことから逃げずに向き合って欲しい。正面からぶつかっていくことで大きな成果を生むことになる」ということを強調されました。50分間という限られた時間でしたが,時間の経過をあまり感じさせない徳久先生の話術と,ハリのある声で生徒は全員集中して話を聞いていました。
 講演後,生徒はみな目を輝かせて,一人ひとり強く心に感じたことがあると思います。心に灯った「火」を消さないためにも今すぐにでも,新たな一歩を踏み出して欲しいです。「千里の道も一歩から」です。この一歩が,進路実現に向けての大きな一歩となることを期待したいです。


[68] 2月の科朝礼〜「為せば成る」 [2014年02月15日 12時07分12秒]

  今月の科朝礼は2月14日(金),橋口教諭(1年副担任・音楽)の担当です。自宅学習期間の3年生を除く1年生と2年生を対象にお話をいただきました。
 目下,ソチ(ロシア)で開催中の冬季オリンピックで活躍した女子モーグルの上村愛子選手は5大会連続で出場。初回の7位入賞から段階的に順位をあげすべての大会で入賞されました。ほかに,50歳を過ぎて東京大学に合格した女性の言から,年齢が進むにつれ記憶力が低下しても,それをカバーする努力を取り上げられました。そして,若い高校生だからこそ,(1)吸収するものが多い。(2)繰り返し繰り返し学ぶことが大切,と言えます。
 1年先,2年先の進路実現に向けて,先を見据えて努力することを説かれました。
 最後に,江戸時代後期,米沢藩主であった上杉鷹山公が詠み与えた教え「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」を紹介されました。
 寒気が厳しいなかの科朝礼でした。それでも,学年末考査を翌週に控えた1年生と2年生にとって,生徒自身が喚起するに恰好のタイミングであったと思われます。


[69] 1月の科朝礼〜「飛躍する人材」 [2014年01月24日 10時53分32秒]

  今年初めての科朝礼は1月24日(金)に行われました。今年度,三学年そろって行う最後の科朝礼になります。本日は,玉目教諭(2年副担任・保健体育・男子駅伝部監督)の訓話です。「自分を変えるためには」「今より成長するためには」というテーマで話されました。その中で,伸びる人間・成功する人間の三箇条を説かれました。
一 「自身の改善に必要な課題に対して忍耐力をもって取り組めるか」
二 「高い動機づけができるか」
三 「最後まで継続してやり遂げられるか」
 ご自身の経験も踏まえながら話をされ,生徒は興味深そうに集中して聞いていました。「高い課題ほど,その過程には努力や困難がつきまとう。それを乗り越えられように頑張ろう」と強調されました。
 三年生は2月から自宅学習期間になります。卒業も迫ってきました。最後の締めくくりをしっかりとしてもらいたいです。


[70] 11月の科朝礼〜「井の中の蛙大海を知らず」 [2013年11月15日 18時34分48秒]

  11月の担当は下原教諭(3年生担任・サッカー部部長)です。サッカーの指導者を目指してブラジルに渡り,現地での暮らしに触れながら,そこで出会った多くの人々からさまざまな考えを聞き,視野を広げて現在に活かしてらっしゃると言われます。
 「井の中の蛙大海を知らず」「人の振り見て我が振り直せ」「一期一会」といった諺や格言に裏打ちされるように,自分を大きくするチャレンジを惜しんではならないと強調されました。井戸の大きさは人の大きさにつながります。
 吸い取り紙がインクを吸収するように,多感な高校生こそ現状に満足することなく,飛躍したいものです。


[71] 進路ガイダンスを開催 仕事を体験 [2013年11月08日 18時31分20秒]

  11月6日(水)午後,普通課程1・2年生を対象に,本年度2回目となる進路ガイダンスを開催しました。前回6月実施の際は,職業アラカルト紹介(各5分間)とブース別詳細説明でした。これを受けて今回は,体験を通して職業に理解を深めてもらう目的としたものです。開講した15講座を紹介します。
事務・営業
〜電話応対・ファックス送受信ほか
理容・美容
〜ワインディングカットを体験してみよう(ワインディング,カット)

(本校OBがアシスタントで見本演技)

エステ・ネイル
〜美容のお仕事を知ろう!
フェイスシートを使って,メイク体験

(モデルは本校職員)

観光
〜“おもてなし”の仕事について

(参加生徒はホテルマン希望)

食関連
〜手作りパスタのクリームソース

(本物の味を堪能したあとレシピをいただく)

建設
〜大工道具講座

(大工道具・鉋(かんな)などを使って,大工仕事の面白さや木の香りを体験)

デザイン
〜キャラクターデザイン(人物の描き方)

(色鉛筆や色ペンを利用して描画にチャレンジ)

ファッション
〜ファッションの職業体験
教育
〜うたってあそぼう いち・に・さん

(BGMのなか,楽しく学べる教室づくり)

福祉
〜片マヒのある方の介助方法を学ぼう

立ち上がり動作,歩行介助および衣服の着脱介助
を体験を通して学ぼう

スポーツ関連
〜プロのスポーツ指導者になるためには
(1)スポーツ指導のプロとは?
(2)ペップトーク(指導者が試合前に行う短い激励メッセージ)
公的機関
〜公的職業について

(国家公務員と地方公務員の職種と仕事内容)

医療関連
〜からだのしくみ

(バイタルチェック,医療の検査)

動物対象
〜ペットに関する職業体験

(小型犬のトリミング・看護・訓練の体験)

自動車関連
〜自動車の仕事について

(ハイブリッド車に体験試乗)

 普段の授業では体験できない職業に触れ,進路に対する関心を高め,今後の進路選択の取り組みに弾みがつくことを願います。


[72] 九州一周駅伝に谷永選手出走/熊本6位に浮上 [2013年10月31日 19時02分30秒]

  第62回九州一周駅伝第4日(八代〜薩摩川内,122.1キロ)の第6区(出水〜阿久根,17.6キロ)に,本校卒業生の谷永雄一選手が熊本県代表として出場しました。谷永選手は今年4月から熊本県内の高校に勤務されています。昨年度,本校で教育実習された谷永先生の授業を受けた学級を中心に400名を超える生徒・職員が沿道にかけつけ,集団のなか力走する谷永先生に声援を贈りました。
 谷永選手(平成21年普通課程卒業)は,今年1月第89回東京箱根駅伝で,日本体育大学のアンカーとして優勝テープを切りました。


[73] 10月の科朝礼〜正義感と自己犠牲の心を持て [2013年10月25日 19時24分51秒]

  10月の科朝礼は25日(金),木山教諭(1年副担任・教務部長)のお話で始まりました。話題は,先日亡くなられた“やなせたかし”さん。作品を通して,その人となりを紹介されました。
 マンガ「アンパンマン」の執筆や童謡「手のひらを太陽に」の作詞ほか多彩な活動は,人々に親しまれています。とりわけ自分の顔をちぎって与えるアンパンマン像は,ご自身の戦争体験をもとに「何よりまず飢えた人を救うのが本当の正義の味方」という考えがベースになっていると聞いています。顔が濡れると力を発揮できず,ジャムおじさんのサポートを必要とする姿は,世間に登場するヒーローとは一風違います。
 邪(よこしま)な行いを許さない。正義感を持ち,自己犠牲の気持ちを忘れない。私たちはそうした人でありたい。


[74] 9月の科朝礼〜「若者らしさ」「個性」とは [2013年09月20日 11時11分12秒]

  9月の科朝礼は20日(金)に行われました。本日は,荒木教諭(1年担任・保健体育)の訓話です。楽天ゴールデンイーグルス前監督でもある野村克也氏の著書を元に,「若者らしさとは」「個性とは」というテーマで話されました。その中で、「失敗を恐れず、若者らしくがむしゃらに突き進んで欲しい。個性とは他人に認められてこその個性であることを忘れないで欲しい。」と強調されました。生徒は準備された資料を見ながら熱心に聞き入っていました。
 今月16日から就職試験が解禁されました。既に受験を終えた生徒もいますが,多くの生徒が受験を控えております。就職・進学に関わらず,これまでの努力と支えを信じて受験に臨んで欲しいと思います。そして,その先にある「合格」という吉報を普通課程全職員で心待ちにしています。ベスト尽くしてください。


[75] クラスマッチ開催 燃えたぎる! [2013年07月25日 09時19分51秒]

  7月13日(土)終日,夏季クラスマッチが開催され,熱戦が展開されました。競技種目は,バスケットボール,バレーボール,サッカー(以上は男子・女子とも),ソフトボール,ドッジボール(以上は女子のみ)で,上位結果は以下のとおりです。
種目性別優勝準優勝3位
バスケットボール教養2特進3福祉2・職員
基礎3-1基礎3-2基礎1-1・教養1B
バレーボール基礎3-2普通3普通2・特進3-3
基礎1-2A基礎3-2A福祉3・基礎3-1
サッカー教養1特進2普通1
基礎3-2特進2基礎3-1
ソフトボール福祉3基礎1-2基礎3-2
ドッジボール基礎3-1福祉3(表彰は2位まで)
     


[76] 職業理解のためのガイダンス [2013年06月26日 19時53分48秒]

  6月26日(水)の5・6限目,普通課程1・2年生では,テイクオフ(総合的な学習の時間)を利用して,職業理解講座が開かれました。5限目の全体会では,各分野の講師の方々から職業分野別の概要をお話していただきました。6限目は,9つの職業分野に分かれて講座を受けました。生徒はそれぞれが興味のある講座を聴講し,熱心にメモをとる姿が見られました。
 進路実現には早めの目標設定を説かれ,生徒は毎日の努力の積み重ねが大切だと実感した様子でした。特に2年生は,将来の進路を見据える時期になりつつあります。今日の講座を活かして,それぞれの「仕事観」を養ってもらいたいです。




エステ・ネイル医療関連建設(木工作)
自動車関連デザイン・ファッション理容・美容
動物対象(講師とプードル)食関連公的関連(公務員)


[77] 6月の科朝礼〜進路決定時期を迎えて [2013年06月21日 17時41分09秒]

  6月の科朝礼は21日(金)8時30分から行われました。本日は,井教諭(3年副担任・進路就職担当)です。就職に関する統計をもとに,最近の就職戦線についてわかりやすく説明されました。その中で,「明るさ・素直さ・コミュニケーション能力を兼ね備え,健康で学校を休まない人が会社に求められている」と話されました。最後に,「性格はなかなか変えられないが,行動はすぐ変えられる」ということで,進路実現のためには自らが積極的に動かなければならないということを強調され締めくくりました。
 進路決定が間近に迫っている3年生はもちろんのこと,1・2年生も熱心に耳を傾けていました。いよいよ7月1日から求人情報が解禁されます。3年生の皆さんは,厳しい現状を打破するべく,進路決定100%を目指して頑張ってください。


[78] 普通課程5月の科朝礼〜“今やるべきこと” [2013年05月24日 19時14分30秒]

 
 5月の科朝礼は24日(金)8時30分から行われました。本日は,青木教諭(1年副担任・野球部監督)です。プロ野球選手だった時分,先輩選手からいただいた訓話を引用しながら,一日の過ごし方を話されました。
 一日24時間は等しく与えられた時間です。「今日中にやろう」と予定していても,「急に予定が入った」と理由をつけ,「明日でいい」と流すのは,実にもったいない一日を過ごしてしまったことにつながります。
 勉強も,部活動も集中し,積み重なると,充実した生活につながります。与えられた時間をいかに大切に過ごすか。最後,「さあ,勉強(部活動)はいつやるの?」の問いかける先生に,生徒は口を揃えて,昨今話題のフレーズを唱えて,科朝礼を締めくくりました。
 会場の柔道場前では生徒が履き物を整然と揃えています。また,会の進行は生徒会役員が手際よく行い,スムーズに運んでいます。とても清々しい一日のスタートになりました。


[79] 対面式〜一日一日を大切に [2013年04月18日 09時23分51秒]

 
 平成25年度がスタートして1週間余り,ようやく落ち着いてきた4月18日(木)午前8時30分から本校柔道場で科朝礼を行いました。
 生徒会役員の進行で,上級生から1年生にそれぞれクラス紹介を交えて,歓迎の言葉が贈られました。これに応える形で1年生は全員が起立して,上級生と対面。お互いに固い絆(きずな)で第一部を締めくくりました。
 次に,北山主任から普通課程職員が紹介され,方向付けがなされました。
「今でも,かつて過ごした高校時代を悔やむことがある。今日という日は取り戻せないから,無駄にしないようにしよう。今日するべきことを明日に延ばすな。」
 3年生は進路決定に向けて,2年生は反省を踏まえて有意義に,1年生は充実した高校生活を送ろう。


[80] 職業別体験ガイダンス行われる [2012年11月09日 17時12分37秒]

 

 11月7日(水)に普通課程1・2年生対象の職業別体験ガイダンスがありました。13職種に分かれて、大学や短期大学、専門学校の先生方が来られて講義をしてくださいました。実技や座学など講義内容は様々でしたが、生徒はそれぞれ希望する職種に分かれて熱心に話を聞いていました。進路実現のために早めの進路選択をし、努力を積み重ねて欲しいと思います。第2回目は、来年1月9日(水)に行われる予定です。
〈今回行われた職業別体験〉
 1販売・営業 2理容・美容 3観光 4食物 5建設 6コンピュータ 7デザイン
 8教育 9福祉 10スポーツ 11公的関連 12医療 13自動車


[81] 科朝礼で,自己の成長を促す(普通課程) [2012年02月18日 13時28分36秒]

  今年2回目となる科朝礼が2月17日(金)開かれ,青木和義先生の講話で始まりました。3年生は自宅通学生のみ登校し,卒業直前の最後の科朝礼に参加しました。
 朝の冷気が漂う中,『挨拶』・『謙虚さ』・『素直さ』の大切さを強調されました。これらの言葉に通底する重要な意味は,他者とのつながりを大切にし,自己の成長の為にも他者の苦い言葉や指摘も進んで受け入れる心の必要性を語ったものです。これらの言葉が人としての土台をつくり,この土台の上にこそプロとしての技や職業が花開くのだと強調されました。


[82] 平成24年最初の科朝礼(普通課程) [2012年01月20日 15時37分16秒]

  1月20日(金),本年最初の科朝礼がありました。本日の講話は荒木淳先生(2年担任)で,卒業を間近に控えた3年生を意識され,自己を磨くことの大切さを強調されました。
  • まず始めは自分を信じること。
  • やってみなければわからないという気概をもって取り組む姿勢が大事だということ。
  • いま,行動に移すこと。
  • 現在自分が置かれている状況に素直に向き合うこと
から,自己を磨く一歩が始まることを話されました。


[83] 第4回進路ガイダンス 開催 [2012年01月18日 19時45分46秒]

 

 1月18日(水)5限,進路指導部主催の進路ガイダンスを本校体育館で開催しました。対象は,普通課程1・2年生と教養課程1年生の生徒114名です。同ガイダンスは普通課程では4回目(1年生は初回,2年生は3回目)を数えます。
 今回のガイダンスは,生徒の希望調査結果をもとに,「自分がどの分野に進むべきか」をテーマに,具体的な進路の方向を決めていくことを目的としています。9つの分野に,鹿児島・熊本・福岡から大学・短期大学・専門学校のべ17校をお招きしました。ブースごとに各校の指導者・先生方から懇切・丁寧にご説明いただきました。生徒の皆さんにとっては,今後の具体的進路の方向を決定していく大切なガイダンスです。
 参加した生徒にとって,実りある時間となりました。ありがとうございました。 


[84] 研究授業を実施(数学・2年生)  [2012年01月18日 16時06分50秒]

  1月17日(火)1限,普通課程2年の教室で数学科・片山涼先生の研究授業が行われました。
 授業内容は数学A(単元は第4章「論理」)の「命題と真・偽」。授業は,数学科教員をはじめ,多くの先生方が参観されるなか,生徒の皆さんにとっては緊張感漂う教室となっていたようです。
 「日本語力が試される分野であり,生徒たちにとって混乱が起こりやすい内容」ということでしたが,生徒の皆さんの授業への取り組みは,落ち着きがあり真剣な態度でした。
 片山先生,研究授業お疲れ様でした。


[85] 職業講話を開講(3年生) [2011年06月20日 09時41分36秒]

 
 6月15日(水)5限目,普通課程3年生を対象に,社会保険労務士の横山雅子さんによる『職業講話』が行われました。
 「人生の節目とかかわる社会保険」「働くことの意味」など,職業生活の具体例を示しながら,生徒たちにわかりやすくお話していただきました。また,「いま、考えておきたいこと」と題して最後に話された“出会いとチャレンジ”,“自分を知ること”などについて,就職や進学を控えた生徒たちは,それぞれに何かを感じとり,考えることができたようです。


[86] 普通課程の科朝礼〜片山涼(かたやま・りょう)先生の講話 [2011年05月28日 13時38分05秒]

  5月27日(金)朝の科朝礼は,3ヶ月前までは大学生だった新任の片山涼先生(数学担当)のお話でした。
 本校に着任しておよそ2ヶ月,授業や部活動(バスケットボール部顧問)を通して生徒や学校行事に関わってきこられました。そこで感じられた印象のなかには,普通課程の皆さんへの厳しくも率直な指摘もありました。ご自身も本校特進課程の卒業生であり,自らの高校時代を振り返って話されるお話は,貴重で心に響いた人も多かったようです。
 「幼さを乗り越え,大人になるための準備を始めよう。部活と勉強は関連しあう関係である」ことを強調され,締めくくられました。


[87] 租税教室を開催(3年生) [2010年10月21日 18時14分29秒]

  10月20日(水)5限目,本校視聴覚室にて,堂前栄二氏(出水市・堂前栄二税理士事務所)を講師にお招きし,租税教室を開催しました。対象学級は,普通科普通課程3年生と医療福祉科3年生で,計58名が出席しました。
 内容は,税の種類(所得税・消費税・相続税など)や税に関する職業・機関,そして消費税やガソリンなどの身近な税金についてです。国民が直接税の使徒を指定できない「税の特徴や莫大な国家予算」や「人はなぜまじめに働かなければならないか」という労働の倫理観についても教えていただきました。また,来春卒業を控えた生徒を前に,給料の支給額について,「なぜこれだけ控除されるのか」という事を実際に給与明細書を用いて説明してされました。
 1時間の講義の中で,身近なものや生活に関わる事例などを通してわかりやすく説明され,これから社会人となる生徒にとって充実した時間でした。お忙しい中,講義をしていただき,本当にありがとうございました。


[88] 第2回進路ガイダンスを開催(普通課程) [2010年07月14日 20時30分38秒]

 
 普通課程では,7月14日(水),テイクオフ(総合的な学習の時間)を利用して,第2回進路ガイダンスを開催しました。ガイダンスは,(株)さんぽう(http://www.sanpou-s.net/)の御協力で,九州地区の大学・短大・専門学校から24校の参加をいただきました。会場は3年生教室をはじめ,校内5ヶ所で分散開催し,それぞれにブースを設け専門分野の学習内容説明されました。
 また,マナー指導において面接のポイントは,
   (1)第一印象を良くすること(服装,身だしなみ,態度,あいさつ),(2)志望動機を確立していること(業種との接点,受験生自身の将来像)
を挙げられ,合格のポイントは
   コミュニケーション能力(87%),主体性(70%),チャレンジ精神(67%)
であると説かれ,模擬面接指導していただきました。
 参加した生徒にとって,実りある時間となりました。ありがとうございました。


[89] 外部講師をお招きして,理容・美容を体験学習 [2010年07月14日 11時21分34秒]

 
 6月30日(水)5時限目(13:40〜14:30),本校の合同講義室で鹿児島県理容美容専門学校の体験学習を,普通課程生26名が体験しました。
 はじめに,シカゴで開催された世界大会のDVDが放映され,参加した生徒は目を輝かせていました。男女(同専門学校学生)モデル各1名をプロの巧みなカットで披露されました。モデルウィッグでは,楽しくカットの体験を目の当たりにしました。ネイルケアも上今校長,篠原3年担任,長坂2年担任らが体験され,満足顔でした。
 この日は,大森利夫(全理連理事長)氏,寺園洋行(鹿児島県理容美容専門学校長)氏をはじめ,鹿児島県理容生活衛星同業組合講師・青年部から多数お越しいただきました。参加した生徒たちは,『新たな目標』に向けて,再び意欲を燃やしていました。


[90] 科朝礼で,学級の結集を高く評価 (普通課程)  [2010年06月18日 19時42分51秒]

  本年度2回目の科朝礼を6月18日(金),午前8時20分から8時35分,柔道場で行いました。講話担当は青木和義先生(公民科・野球部監督)の講話です。
 講話のなかで,先週行われた文化祭の舞台部門に登場した普通課程3年生を取り上げられました。先生は彼らを大変ほめられました。「これまでになく,心を一つにした歌やダンスが演じられており,クラスのまとまりの良さが伝わってきた」。残念ながら舞台部門の受賞は逃しましたが,クラス一丸となって一つのことに取り組む大切さを強調されました。
 梅雨のどんよりとした季節を迎えましたが,ここで気持ちの引き締めをはかり,間近に迫った期末考査やクラスマッチに向けて精一杯取り組みましょう。


[91] 修学旅行の思い出をアップしました [2009年12月14日 19時14分41秒]

  2年生の修学旅行は,
(1)日本の首都圏を見学し,新旧の文化施設や歴史的建造物等を訪ね,社会を見る目を養う。
(2)宿泊を伴う集団行動の中で規律を守り,互いに協力し合って健康や安全に留意し,班別での自主研修を実りあるものにする。
(3)友人達との楽しい語らいの中にも新しい知識を得,また,共通の思い出を作る。
を目的として,下記の日程で実施しました。

日程月日(曜)主  な  行  程
1日目11月10日(火)学校集合7:30
学校発8:00 → 9:30鹿児島空港10:55(JAL1866便) → 12:30羽田空港13:10 → 13:30お台場散策15:30 → 16:20浅草仲見世(全体写真)18:00 → ホテル
宿泊ホテル オリエンタルホテル東京ベイ(電話047-350-8111)
(〒279-0011 千葉県浦安市美浜1-8-2)
2日目11月11日(水)ホテル8:40(新浦安駅) → (1駅3分160円:舞浜駅)東京ディズニーランド(舞浜駅:1駅3分160円) → 20:30(新浦安駅)ホテル
宿泊ホテル 1日目に同じ
3日目11月12日(木)ホテル8:30 ・・・ 東京都内一日自主研修 ・・・ 17:30までにホテル帰着
宿泊ホテル 1日目に同じ
4日目11月13日(金)ホテル8:30 → 9:20上野動物公園散策11:30 → 12:30羽田空港14:35 → (JAL1873便) → 16:30鹿児島空港17:10 → 18:25出水駅 → 18:40学校着
阿久根方面へ送りバス1台


 参加した生徒から修学旅行の感想を書いてもらいました。その中から抜粋して紹介します。誤字等は訂正しましたが,原文を尊重してあります。
  • 私は九州から出るのが初めてで飛行機に乗るのも初めてでした。飛行機に乗っていよいよ出発というときにとても不安でした。でも,飛んだ瞬間に不安は一気になくなり,楽しい空の旅になりました。(K・M)
  • 待ちに待った3泊4日の修学旅行に出発しました。残念ながら今年流行の新型インフルエンザのために4名が一緒に旅行を楽しむことができませんでした。…3日目は自主研修で,日頃の授業では学べない社会勉強での厳しさや楽しさをたくさん味わえました。(Y・M)
  • お台場のフジテレビに行った。普段テレビで見ているはずのフジテレビを間近で見ると,とても大きかった。(T・N)
  • ディズニーランドでは,雨が降っていたけれどアトラクションには乗れてよかったです。また,私がすごいと思った事はディズニーランドで働いている人の優しさです。イスが濡れていて,座れずに困っているとすぐにタオルを持ってきて,拭いてくださいました。私も働くようになったら,ディズニーランドで働いている人のような優しさ持ち働こうと思いました。(I・K)
  • 東京駅から山手線に乗り換えて移動しました。朝早くの電車は人が多く満員でした。満員電車に乗るのは初めてだったので,多少好奇心がありました。原宿は店が多く,自分の欲しい服がなかなか買えませんでした。こういう大都会では店が多いので,行く前にちゃんと計画を立てて行った方がよかったと思いました。(O・T)
  • アキバに行きました。たくさんのオタクとメイドさんがいたことがとてもビックリしました。(M・N)
  • 自主研修は,原宿や渋谷などあちこち行きました。電車を乗り間違えて逆方向に行っていたりしてなかなか目的地には行き着かなかったのですが,東京を探険することができました。(O・Y)
  • 自主研修では,東京のいろんな所を自分たちだけで回っていろんなことを学ぶことができました。とても東京駅が怖かったです。絶対に一人では東京には行きたくないなと思いました。電車の乗り方や道など,人が多すぎてとても怖かったです。(K・Y)
  • 4日目は,オバマ大統領が来られるということで早めに空港に向かいました。(H・A)
  • いい経験をしました。とても充実した修学旅行でした。この旅行で学級の絆が深まったと思います。(多数)


[92] 3学年合同「テイクオフ」を開講 [2009年12月11日 18時33分54秒]

 
 普通課程では,12月11日(金)5時間目「テイクオフ」(総合的な学習の時間)を合同で開講しました。 科朝礼は毎月1回計画されていますが,今秋は新型インフルエンザの流行を懸念して中止したり,2年生の修学旅行のために開催することができませんでした。
 2学期の締めくくり時期にあたり,普通課程主任をはじめ,生徒指導,進路(就職)指導,部活動の各部長から基本的な生活習慣
について講話をいただきました。
 合同開講したことで,横の連携を図ることができたと思われます。生徒は,気概・生活意識を再度引き締め,学習に向かう姿勢を再確認し,自己を発信することが進路につながることを意識しているようでした。

基本的な生活習慣とは,規律的な内容,礼儀的な内容などの生活規範や集団生活などで,
具体的には,(1)生活時間(時間厳守・夜更かしなど),(2)生活行動(無責任・無関心・無計画など),(3)礼儀(挨拶・目上への態度・謙虚さなど),(4)服装(服装容儀など) などをいいます。


[93] 恒例の租税教室開催 [2009年11月02日 12時08分19秒]

  10月21日(水)5限目,視聴覚室にて,普通課程3年を対象に租税教室が開催されました。
 講師に森毅憲先生(出水市・森公認会計士事務所)をお迎えして,およそ50分間にわたりわかりやすい講義をしていただきました。受講した生徒は4ヶ月後に卒業を控え,多くは卒業後すぐに社会人となり,給与や税金,年末調整,社会保険料,源泉徴収などの言葉が身近なものになります。租税教室では,これらの用語を使って租税のしくみを丁寧に教えていただきました。また,森先生の仕事である公認会計士と税理士の仕事量の割合も教えていただくなど,貴重な講義でした。有り難うございました。


[94] 周囲の支えとなれ,身の回りを整理せよ(科朝礼) [2009年10月23日 12時37分49秒]

  普通課程の全学年を柔道場に集めて,10月23日(金)朝,科朝礼を行いました。3年担任の関一之教諭が担当しました。科朝礼は科朝礼は,同じ科・課程の全学年が揃い,原則として毎月第3金曜日の朝行い,科・課程毎の話題や課題を取り上げ,充実した高校生活が送られるように設定しています。
 進路が決定した3年生は卒業までを漫然と過ごすことなく,これから受験する者を支えよう。高校は,社会に出る前に何か掴み取るチャンスを与えてくれる場であるから,アドバイスを受け入れるキャパシティを持とう。そして,受け入れるために身の回りの整理整頓を行い,清浄な環境を整えよう。と締めくくられました。


[95] 3年生の就職希望者を対象に模擬面接を実施 [2009年08月27日 18時39分05秒]

  就職試験に臨む生徒全員を対象に,8月24日(月)から3日間の日程で模擬面接を実施しました。
 模擬面接は,9月16日(水)に解禁される就職試験で合格の栄冠に輝くために,進路指導の一環として,例年この時期に行っています。一般的な項目の質問のほかに態度・挨拶・目線位置等を取り入れた内容を,松ヶ野学校長・本山教頭・田原就職指導係長の先生方が面接官に扮して指導されました。
 生徒は,緊張した雰囲気の中,基本的な内容を取り入れられた面接の展開に,事前に準備・練習したことを確認しながら懸命に対応しました。
 日頃のひたむきな努力と模擬面接の甲斐あって,昨年度(平成21年3月卒業)の就職希望者は,全員決定して就職しています。
 来る就職試験に臨む生徒の皆さんが,全員,希望どおりに決定することを願っています。


[96] 『働くことを考える』をテーマに職業講座を開講(普・福・教3年) [2009年06月18日 13時19分49秒]

  普通課程・医療福祉科の3年生全員と教養課程3年生の一部を対象に,6月17日(水)5限目,職業講座を開講しました。
 講師は,社会保険労務士の横山雅子先生です。講座のテーマは 『働くことを考える』。人生の節目と関わる社会保険労務士の立場から,自らの豊富な体験をもとに分かり易くお話をしていただきました。横山先生は地元阿久根市で事務所を開設し活躍しておらる方です。
 就職・年金・退職・失業保険等の手続きの時に必ず関わりが出てくる社会保険労務士の先生の講話とあって,生徒たちは身近に感じ興味深く聞き入っていました。職業訓練校を活用することの大切さや,技能や技術を持ちキャリアを磨くことの重要性を何度となく強調されました。また,就職を前にした生徒達に退職時の話は控えたい気持ちだが,と言われつつも退職届けの重要性を説明されたことは大変勉強になりました。
 今回は,これから特にお世話になるハローワーク出水(高卒就職ジョブサポーター)の外佐和子先生にもご出席いただきました。


[97] 第35回文化祭〜Color Smile〜今,君は輝く主人公〜 [2009年06月17日 11時28分33秒]

  本年度の文化祭は,創立60周年記念 にあたり,各学級・団体ごとに趣向を凝らしました。
 私たち普通課程の様子は,1年2年3年 を御覧ください。


[98] 入学式,フレッシュな45名の登場 [2009年04月17日 19時49分17秒]

 
 第43回入学式に臨む普通課程1年45名(男子25名・女子20名)は,担任の長坂教諭の先導のもと,全239名の先頭学級として堂々と入場しました。
 「呼名」に元気よく返事して起立する。

[99] 第47回体育祭に咲いた花 [2008年09月20日 09時43分56秒]

 
 体育祭は9月6日(土)本校グラウンドで盛大に挙行されました。
 選手入場・開会式から閉会式まで,28種目のプログラムは順調に進み,午後3時半過ぎに幕を下ろしました。
 今日の体育祭は,入場行進からすべての場面で生徒の体育祭にかける意気込みが充実しており,演技者の,応援者の,各係の生徒の皆さんの眼が美しく輝き,充実感があふれていました。グラウンド一杯に美しい華が咲いた感動・充実の体育祭となりました。その上,多数の来賓の方々,保護者の方々のお越しをいただきありがとうございました。
 運動部員を多く抱える普通課程はあらゆる種目に活躍し,吹奏楽部員も盛り上げる演奏を展開してくれました。競技部門・応援部門ともに3年生が優勝し,次いで2年生,1年生の順でした。また,男子100m走では11秒57の大会新記録が生まれました。
 御来場を賜り,御声援くださいました皆様,ありがとうございました。心からお礼を申し上げます。(写真は,普通課程1年生全員集合です。)


[100] 西出水駅,期末考査後の清掃奉仕作業で一段と綺麗に [2008年07月10日 09時20分26秒]

  期末考査最終日の7月7日(金)午後,西出水駅の清掃奉仕作業を当駅を利用している3年生47名(うち普通課程は8名)が担当しました。
 当日は,清掃奉仕作業開始寸前まで雨の降る天気でしたが,作業中は晴れ間のみられる蒸し暑い天候に替わりました。駅舎の清掃,窓ガラス拭き,駅周辺・ホームの除草,トイレの掃除など作業区域が分担されていたので,各区域を全員が汗を流しながら一生懸命に清掃し,大変綺麗になりました。作業した3年生は,入学して以来3回目,今回が最後の清掃奉仕作業に一段と綺麗になった駅を見て,大変嬉しい様子でした。
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